投稿日: Jul 7, 2020
AWS Storage Gateway は File Gateway で最大 64 TB のローカルキャッシュをサポートするようになり、より大きな作業データセットへの低レイテンシーアクセスを提供することで、オンプレミスアプリケーションのパフォーマンスを向上させます。これで、ゲートウェイのローカルキャッシュを簡単にスケーリングして、より多くのアプリケーションデータをオンプレミスのアプリケーションやユーザーのより近くで管理できます。
今回のリリースでは、より大きなオンプレミスファイル共有を管理してローカルキャッシュ内のより多くの作業データセットを管理することで、オンプレミスアプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。ローカルキャッシュの拡張されたスケールにより、より多くのデータをオンプレミスに保持して、データアクセスと復元時間を最小限に抑えることができます。さらに、ゲートウェイから Amazon S3 にデータをアップロードするために利用できるネットワーク帯域幅が限られている場合、アップロードのためにローカルキャッシュにさらに多くのデータをバッファできます。
ハイブリッドクラウドストレージサービスである Storage Gateway では、ファイル、テープ、およびボリュームゲートウェイを通じて、NFS、SMB、iSCSI、iSCSI-VTL の各インターフェイスを使用することにより、オンプレミスのアプリケーションが実質的に無制限のクラウドストレージにアクセスできるようになります。このサービスを使用すると、データを AWS にバックアップおよびアーカイブし、クラウドストレージによってバックアップされたオンプレミスのファイル共有を提供し、オンプレミスアプリケーションにクラウド内データへの低レイテンシーアクセスを提供できます。
この拡張機能は、AWS Storage Gateway が利用可能なすべてのリージョンにおいて、新しいゲートウェイで本日より利用できます。既存のゲートウェイの場合、この新しい機能は、次に予定されているソフトウェア更新時に利用可能になります。詳細については、AWS Storage Gateway ユーザーガイドを参照してください。