投稿日: May 7, 2020
今日、Amazon CloudWatch は、保存されたクエリを導入しています。この新機能を使用すれば、CloudWatch Logs Insights ユーザーがクエリを保存しやすくなります。これらのクエリをフォルダに整理して、チーム、アプリケーション、または Runbook ごとに異なる目的に合わせて簡単に再実行できます。
CloudWatch Logs Insights は、CloudWatch Logs のインタラクティブなログ分析機能です。時間の経過とともに、Logs Insights のユーザーは通常、定期的なタスクに使用するクエリのライブラリを構築します。これで、クエリを簡単に保存して、わずか数ステップで再実行することができます。たとえば、開発者は最も頻繁に使用するクエリをデバッグ用に再実行して、アプリケーションの問題をより効率的に見つけることができます。DevOps エンジニアは、Runbook フォルダを作成して、アプリケーションのヘルスチェックを実行するためのルーチン手順を保存および実行できます。セキュリティエンジニアは、カスタマイズされたクエリを保存して、Amazon Virtual Private Cloud や AWS CloudTrail などのサービスからのログを分析できます。チームリーダーは、プログラムをチームメンバー用に設定することにより、複数のチームにまたがるクエリを標準化することもできます。
新機能は簡単に使い始めることができます。CloudWatch Logs Insights コンソールにサインインし、クエリを編集して保存するだけで済みます。保存されたクエリは、CloudWatch Logs Insights コンソール、API、および SDK のすべての商用 AWS リージョンで使用できます。詳細については、CloudWatch Logs Insights クエリの保存と再実行に関するドキュメントをご覧ください。