投稿日: Feb 4, 2020
AWS RoboMaker から、実行時のロボットおよびシミュレーションアプリケーション内での sudo アクセスのサポートについてお知らせいたします。お客様は、ロボットの環境に合わせて、実行時にロボットとシミュレーションアプリケーションの環境をより柔軟に変更することができるようになりました。sudo アクセスを使用することで、お客様は、カスタムソフトウェアのインストール、ルートファイルシステムの変更、ファイルのアクセス許可の更新、および問題のトラブルシューティングを行うことができます。
AWS RoboMaker は、開発者がクラウド規模でロボットアプリケーションをシミュレート、テスト、デプロイ、および管理できるようにするサービスです。RoboMaker は、アプリケーション開発用のロボット工学開発環境、アプリケーションテストを加速するロボット工学シミュレーションサービス、リモートでのアプリケーションのデプロイ、更新、管理を可能にするロボット工学フリート管理サービスを提供します。また、AWS RoboMaker は、最も普及しているオープンソースのロボット工学ソフトウェアフレームワークである Robot Operating System (ROS1 と ROS2) をクラウドサービスに接続することによって拡張します。これには、AWS の機械学習サービス、モニタリングサービス、分析サービスが含まれており、ロボットがデータをストリーミングし、移動し、意思疎通し、理解し、学習することを可能にします。開始するには、AWS RoboMaker のドキュメントをご覧いただくか、RoboMaker コンソールでサンプルのシミュレーションジョブを実行してください。
AWS RoboMaker は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の各リージョンで利用できます。