投稿日: Aug 28, 2019
AWS X-Ray を使って、Amazon Simple Queue Service (SQS) を通過したメッセージをトレースできるようになりました。AWS X-Ray を使うと、分散アプリケーションやマイクロサービスアーキテクチャにおけるパフォーマンス上の問題やエラーを、簡単にトラブルシューティングできます。
AWS X-Ray のコンソールには、Amazon SQS と、アプリケーションが使用しているその他サービスの間の接続のマップが表示されます。このコンソールを使って、平均レイテンシーや障害率といった指標を表示することも可能です。たとえば、Amazon EC2 Container Service およびオンプレミスのホストで実行している消費者に配布するために、Amazon SQS キューに送信したメッセージをトレースすることが可能です。
Amazon SQS は、完全マネージド型のメッセージキューイングサービスで、マイクロサービス、分散システム、およびサーバーレスアプリケーションの切り離しとスケーリングが可能です。Amazon SQS は、メッセージ指向ミドルウェアの管理や運用に関連した、複雑さやオーバーヘッドを取り除くことができるので、開発者は差別化する作業に集中できます。
AWS X-Ray による Amazon SQS のサポートは、すべての AWS X-Ray リージョンでご利用いただけます。
詳細は、 AWS X-Ray Developer Guide の Amazon SQS and AWS X-Ray、および Amazon SQS Developer Guide の Troubleshooting Amazon Simple Queue Service Queues Using AWS X-Ray を参照してください。