投稿日: Aug 12, 2019
AWS Elemental MediaConvert で、複数のデジタル著作権管理 (マルチ DRM) 技術によって保護されたコンテンツの生成に CMAF (Common Media Application Format) がサポートされたことに加え、さらに多くの音声トラック数もサポートされるようになりました。
CMAF での SPEKE ベースのマルチ DRM サポートでは、それぞれ独自の DRM シグナルを備えた HLS パッケージと DASH パッケージの両方で参照される fMP4 アセットが 1 つのセットとして出力されるため、ストレージを節約することができます。例えば、HLS パッケージには FairPlay、DASH パッケージには Widevine と PlayReady を使用して保護される fMP4 出力を 1 つのセットとして生成できます。3 つの異なる出力セットを生成する必要はありません。
さらに MediaConvert では、特定のメディアコンテナを使用することで最大 64 種類の音声トラックがサポートされるようになりました。そのため、トラック数の多いメザニンコンテンツを取り込み、音声をさまざまな出力に変換することができます。これにより世界中の複数の音声言語を含むコンテンツをさらに簡単に処理し、最大 64 種類の音声トラックの処理を必要とするような他のワークフローに MediaConvert を使用することができます。
AWS Elemental MediaConvert を使用すると、あらゆるサイズのコンテンツライブラリを持つ動画プロバイダーで、ブロードキャストやマルチスクリーン配信用のオンデマンドコンテンツを簡単かつ確実にトランスコードすることができます。MediaConvert は単独でも、AWS Elemental メディアサービスの一部としても機能します。AWS Elemental メディアサービスはクラウドベースのワークフロー基盤を構成する一連のサービスであり、動画の転送、トランスコード、パッケージ化、配信に必要な機能を提供しています。
AWS Elemental MediaConvert が利用できる AWS リージョンの一覧については、AWS リージョン表をご覧ください。MediaConvert の詳細については、https://thinkwithwp.com/mediaconvert/ をご覧ください。