投稿日: Aug 8, 2019
Amazon Aurora Multi-Master は現在、一般公開されており、複数のアベイラビリティーゾーンにまたがって Aurora データベースの複数の読み書きインスタンスを作成できるようになりました。これにより、アップタイムに敏感なアプリケーションはインスタンスに障害が発生しても継続的な書き込みの可用性を実現できます。インスタンスまたはアベイラビリティーゾーンに障害が発生した場合、Aurora Multi-Master により、Aurora データベースはアプリケーションのダウンタイムなしで読み取りおよび書き込みの可用性を維持できます。Aurora Multi-Master を使用すると、書き込み操作を再開するためにデータベースのフェイルオーバーを行なう必要がありません。Aurora Multi-Master を使用して可用性の高い MySQL アプリケーションを構築する方法については、このブログをご覧ください。
この機能は Aurora MySQL 5.6 で、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、および欧州 (アイルランド) の各リージョンで利用できます。詳細については Amazon Aurora のドキュメントをご覧ください。Amazon RDS マネジメントコンソールで数回のクリックで Aurora Multi-Master クラスターを作成するか、最新の AWS SDK または CLI をダウンロードできます。
Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。標準の MySQL データベースと比べてスループットが最大 5 倍、PostgreSQL と比べて最大 3 倍であり、さらにより高いスケーラビリティ、耐用性、セキュリティを備えています。