投稿日: Jun 14, 2019
AWS CloudFormation では、クラウド環境内のすべてのインフラストラクチャリソースを記述してプロビジョニングするための共通言語が提供されます。シンプルなテキストファイルを使用して、あらゆるリージョンとアカウントでアプリケーションに必要とされるすべてのリソースを、自動化された安全な方法でモデル化し、プロビジョニングできます。
今回のリリースの一部として、以下のリソースが更新されました。AWS::EC2::Host、AWS::EC2::Route、AWS::EC2::VPNConnection、AWS::ECS::Cluster、AWS::ECS::Service、AWS::ECS::TaskDefinition、AWS::EFS::MountTarget、AWS::ElasticLoadBalancingV2::ListenerRule、AWS::EMR::Cluster、AWS::KinesisFirehose::DeliveryStream、AWS::S3::Bucket
AWS::EC2::Host
HostRecovery プロパティを使用して、Dedicated Host の Host Recovery の有効化または無効化を示します。
AWS::EC2::Route
TransitGatewayId プロパティを使用して、Transit Gateway の ID を指定します。
AWS::EC2::VPNConnection
TransitGatewayId プロパティを使用して、VPN 接続に関連付けられた Transit Gateway の ID を指定します。
VpnGatewayId プロパティを使用して、VPN 接続の AWS 側で仮想プライベートゲートウェイの ID を指定します。
AWS::ECS::Cluster
Tags プロパティを使用してクラスターにメタデータを適用することで、それらを分類して整理するのに役立ちます。
AWS::ECS::Service
EnableECSManagedTags プロパティを使用して、サービス内のタスクに対して Amazon ECS で管理されるタグを有効にするかどうかを指定します。
PropagateTags プロパティを使用して、タスク定義またはサービスからサービス内のタスクにタグを伝達するかどうかを指定します。
Tags プロパティを使用してサービスにメタデータを適用することで、それらを分類して整理するのに役立ちます。
AWS::ECS::TaskDefinition
ContainerDefinition プロパティタイプで、ResourceRequirements プロパティを使用してコンテナに割り当てるリソースの種類と容量を指定します。サポートされるリソースは GPU のみです。
ContainerDefinition プロパティタイプで、Secrets プロパティを使用してコンテナに渡すシークレットを指定します。
Tags プロパティを使用してタスク定義にメタデータを適用することで、それらを分類して整理するのに役立ちます。
AWS::EFS::MountTarget
IpAddress 属性を使用して、マウントターゲットの IPv4 アドレスを返します。
AWS::ElasticLoadBalancingV2::ListenerRule
RuleCondition プロパティタイプでは、以下を使用します。
● HostHeaderConfig プロパティを使用して、ホストヘッダーの条件に関する情報を指定します。
● HttpHeaderConfig プロパティを使用して、HTTP ヘッダーの条件に関する情報を指定します。
● HttpRequestMethodConfig プロパティを使用して、HTTP メソッドの条件に関する情報を指定します。
● PathPatternConfig プロパティを使用して、パスパターンの条件に関する情報を指定します。
● QueryStringConfig プロパティを使用して、クエリ文字列の条件に関する情報を指定します。
● SourceIpConfig プロパティを使用して、送信元 IP の条件に関する情報を指定します。
AWS::EMR::Cluster
JobFlowInstancesConfig プロパティタイプで、Ec2SubnetIds プロパティを使用して複数の EC2 サブネット ID を指定します。
AWS::KinesisFirehose::DeliveryStream
ExtendedS3DestinationConfiguration プロパティタイプでは、以下を使用します。
● DataFormatConversionConfiguration プロパティを使用して、データを Amazon S3 に書き込む前に JSON 形式から Parquet または ORC 形式に変換するためのシリアライザ、デシリアライザ、スキーマを指定します。
● ErrorOutputPrefix プロパティを使用して、S3 に書き込む前に Kinesis Data Firehose が 評価し、失敗したレコードに追加するプレフィックスを指定します。
● Prefix プロパティは不要になりました。
S3DestinationConfiguration プロパティタイプで、ErrorOutputPrefix プロパティを使用して、S3 に書き込む前に Kinesis Data Firehose が評価し、失敗したレコードに追加するプレフィックスを指定します。
AWS::S3::Bucket
ObjectLockConfiguration プロパティを使用して、指定したバケットのオブジェクトロック設定を指定します。
ObjectLockEnabled プロパティを使用して、このバケットでオブジェクトロック設定を有効にするかどうかを指定します。