投稿日: Mar 11, 2019
本日より、Amazon Relational Database Service (RDS) for Oracle で Active Data Guard を使用したリードレプリカのサポートが開始されます。Amazon RDS for Oracle では、Active Data Guard の設定を完全に管理し、プライマリ DB インスタンスとそのレプリカ間の安全なネットワーク接続を維持することによって、プライマリ DB インスタンスと同じ AWS リージョンにレプリカを簡単に作成できます。
リードレプリカ機能は、Oracle Database Enterprise Edition で自分のライセンスを使用する (BYOL) モデルを使用しており、Active Data Guard Option のライセンスを取得している RDS Oracle のお客様を対象としています。この機能により、RDS Oracle のお客様は読み取りワークロードをプライマリ DB インスタンスからオフロードできます。また、最大 5 つのリードレプリカのファームにわたる読み取りワークロードのスケーラビリティもサポートされます。リードレプリカでは、プライマリ DB インスタンスに障害が発生した場合に指定されたリードレプリカを新しいスタンドアロンのデータベースとして昇格させることで、非常に優れた可用性を実現することもできます。
リードレプリカの使用料金は、標準 DB インスタンスと同じ料金で請求されます。標準 DB インスタンスと同様、リードレプリカに対する「DB インスタンス時間」ごとの料金は、リードレプリカの DB インスタンスクラスで決まります。
この機能は、Amazon RDS for Oracle が利用可能なすべての商用リージョンで使用できます (ストックホルムおよび寧夏リージョンを除く)。詳細については、リージョン内の Oracle リードレプリカのドキュメントページをご覧ください。
Amazon RDS を使用すれば、クラウド内でリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。最新の料金および利用できるリージョンについては、Amazon RDS for Oracle の料金表を参照してください。