投稿日: Feb 21, 2019
AWS Elemental MediaConvert が動画の回転と広告マーカーの挿入をサポート開始しました。
MediaConvert では、入力メタデータに基づいて自動で、または回転値を指定することにより手動で動画を回転できます。これにより、携帯電話等のデバイスで作成された動画を、必要とする向きに回転させてエンコードできます。
さらに、入力動画に SCTE-35 マーカーが含まれない場合でも、出力において広告の挿入ポイントを指定できます。これは、MediaConvert ジョブの設定に Event Signaling and Management (ESAM) XML ドキュメントを追加することで実行できます。これにより、広告挿入による VOD アセットの効率的な収益化、またはブラックアウトによるコンテンツ制限の適用が可能です。
AWS Elemental MediaConvert を使用すると、任意のサイズのコンテンツライブラリを持つビデオプロバイダーが、ブロードキャストおよびマルチスクリーン配信用のオンデマンドコンテンツを簡単かつ確実にトランスコードできます。このサービスは単独でも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービスの一部としても機能可能で、動画の伝送、作成、パッケージ化、配信に必要な機能を提供します。
AWS Elemental MediaConvert は、米国東部 (バージニア)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、南米 (サンパウロ)、GovCloud (米国西部) の各リージョンで利用可能です。詳細については、http://thinkwithwp.com/mediaconvert/ を参照してください。