投稿日: Dec 13, 2018
AWS Transit Gateway が新たに、アメリカ、ヨーロッパ、アジアパシフィックの次の 8 つの AWS リージョンで利用可能になりました。カナダ (中部)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (パリ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー)。
AWS Transit Gateway を使うと、何千もの Amazon Virtual Private Cloud (VPC) とそれらのオンプレミスネットワークを、単一のゲートウェイで接続できます。複数のアカウントを使った、AWS で実行されるワークロード数の増加に合わせて、ネットワークを拡張して、接続ポリシーを適切に管理し、ネットワークを効果的にモニタリングすることが不可欠になります。現在でも、VPC ピアリングを使って Amazon VPC 間を接続することは可能です。ただし、多数の Amazon VPC を横断するポイントツーポイント接続を管理する場合は、接続ポリシーとルーティングポリシーを一元管理しないと、運用コストが高まり非効率的になる可能性があります。このソリューションでは、何百もの Amazon VPC を管理するのは困難です。
AWS Transit Gateway を使えば、中央のゲートウェイから Amazon VPC、オンプレミスのデータセンター、リモートオフィスのそれぞれに、単一の接続を構築して管理するだけで済みます。AWS Transit Gateway がハブの役割を果たし、そこから接続されたすべてのネットワーク (スポーク) にトラフィックがルーティングされます。このようなハブアンドスポーク型では、各ネットワークは AWS Transit Gateway のみに接続すればよいため、管理を大幅に簡略化して運用コストを削減できます。Transit Gateway の効果的なルーティングポリシーを活用すると、Amazon VPC とオンプレミスネットワークが互いにどのように接続するかを一元管理できます。この接続モデルを使えば、時間が経ってもネットワークのスケールとモニタリングを簡単かつシンプルに行えます。
AWS Transit Gateway は、このたび新たに世界 14 の AWS リージョンで利用可能になりました。詳細については、AWS Transit Gateway の製品ページとドキュメントを参照してください。