投稿日: Nov 15, 2018
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) と AWS Fargate のリソース (サービス、タスク定義、タスク、クラスター、コンテナインスタンスなど) にタグを付けられるようになりました。これにより、コストの割り当てを行いやすくなり、ワークロードの可視性が向上します。また、コンテナ化したアプリケーションの検索や特定が容易になり、インフラストラクチャのプログラムによる管理アクションを実装したり、リソースレベルでのアクセス許可をきめ細かく定義できるようになります。
ECS の多くのお客様は、タスク定義、サービス、タスク、クラスターなど、何千ものリソースを管理されており、それらは異なるチームや製品、事業部門、環境に分散しています。タグ付け機能なしでは、インフラストラクチャ全体とその基本的なコストを体系的に管理することは困難でした。しかし、これからは ECS API とコンソールを使用して、作成時または実行時に ECS リソースにタグを付けることができます。AWS Fargate 起動タイプを使用しているお客様は、今後、タグを使用して ECS タスクのコストを容易に割り当てられます。また、EC2 起動タイプを使用しているお客様向けに、ECS は ECS タスクの詳しい使用状況データを Cost & Usage Report に表示するようになりました。お客様はこのデータを使用して、基盤となっている EC2 インスタンスのコストを割り当てられます。
タグ付け機能を使用するには、タスク、コンテナインスタンス、サービスで、新しい Amazon リソースネーム (ARN) とリソース識別子 (ID) 形式にオプトインする必要があります。これらの新しい ARN と ID は、新しいタグ付け機能とそのすべての潜在的なメリットを利用するために必要です。
新しい ARN 形式と ID 形式の詳細については、FAQとドキュメントを参照してください。新しい ARN と ID への移行の詳細については、記事でもご覧いただけます。ご不明な点がありましたら、担当のアカウントチームにご連絡いただくか、AWS サポートにコミュニティ フォーラムまたは AWS プレミアムサポートを通じてお問い合わせください。オプトインするには、AWS コンソールの ECS ページにアクセスしてください。リソースのタグ付け機能は、現在 GovCloud (米国東部) リージョンではご利用いただけません。