投稿日: Oct 25, 2018
PostgreSQL 11 を Amazon RDS データベースプレビュー環境で利用できるようになりました。PostGIS のような 40 以上の拡張機能や、ハッシュのパーティション化のサポートを含む Amazon RDS 上で、PostgreSQL 11 の本番稼働用初期バージョンをテストできます。これにより、データベースのインストール、プロビジョニング、管理の手間をかけずに、Amazon RDS データベースプレビュー環境に PostgreSQL 11 をデプロイし、開発およびパフォーマンステストを行うことができるようになります。
PostgreSQL コミュニティは、2018 年 10 月 18 日に PostgreSQL 11 をリリースしました。PostgreSQL 11 は、データベースシステムの全体的なパフォーマンスを改善し、特に非常に大規模なデータベースやコンピューティング負荷の高いワークロードで真価を発揮します。さらに、PostgreSQL 11 では、テーブルパーティション化のシステムの大幅な改善、トランザクション管理が可能なストアドプロシージャのサポートの追加、クエリの並列性の向上、並列化されたデータ定義機能の追加、クエリでの式の実行を高速化するジャストインタイム (JIT) の編集の追加が実現しています。
Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの価格は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成された本番稼働用 RDS インスタンスと同じです。RDS データベースプレビュー環境は、最新世代のインスタンスクラス (現在の T2、M4、および R4) でシングル AZ 配置およびマルチ AZ 配置の両方をサポートし、KMS キーを使用して安全に暗号化できます。データベースインスタンスは最大 60 日間保持された後、この保持期間後に自動的に削除されます。プレビュー環境内外にデータを移動するには、標準 PostgreSQL のダンプとロードの機能を使用するか、PostgreSQL の論理レプリケーションを使用します。
Amazon RDS データベースプレビュー環境フォーラムは、お客様と Amazon RDS チームが、PostgreSQL 11 の本番稼働用初期バージョンと RDS データベースプレビュー環境の両方に関する情報と懸念事項を共有するために利用できます。Amazon RDS データベースプレビュー環境の詳細については、https://thinkwithwp.com/rds/databasepreview を参照してください。