投稿日: Oct 8, 2018
Amazon Rekognition は深層学習に基づいた画像および動画分析サービスで、オブジェクト、人間、テキスト、シーン、活動を特定すると共に、安全ではないコンテンツの検出も行えます。Amazon Rekognition が画像節度のモデルを改善し、真に安全ではないコンテンツの検出率を全く減らすことなく、誤って安全ではないと検出する率を平均 40% 削減しました。誤検出率が低下したので、追加の検討を要する画像の量を削減でき、手作業の効率を向上し、コスト削減に結びつきます。
Amazon Rekognition の画像節度機能では、どのような規模の写真ライブラリでも自動的にレビューして、安全ではないコンテンツを検出できます。人間のモデレーターは Explicit Nudity (明示的なヌード) や Suggestive (挑発的な) と Amazon Rekognition が示すはるかに少数の画像のみを見直せば良くなります。このため担当者はより重要な業務に時間を割きながら、はるかに少ないコストで完全に節度を保つことが可能になります。さらに、Amazon Rekognition では階層的な節度ラベルを付けることができますので、ビジネスルールを作成して地域や受け手の要件に対応できます。サポートするラベルについての詳細は、このページをご覧ください。
「Amazon Rekognition を使うとユーザーの生成する写真で節度管理の必要なものの検出とそれに対する措置を取ることが容易にできます。DetectModerationLabels API は私たちのコンテンツの節度管理での決定を高い精度で自動的に行うための知見を与えてくれます。Amazon Rekognition のおかげで人手による介入率を 97% 削減できましたので、担当者はより戦略的なビジネスタスクに集中できて、節度管理コストを 72% 削減できました。Amazon Rekognition ではまた、精度を同じレベルに保ちながら、それまで何時間もかかっていた写真承認時間を数分間に短縮できました。」
- Maksim Gutman、Engineering Manager、Coffee Meets Bagel。
画像節度に関する向上は Amazon Rekognition をサポートしている全 AWS リージョンで、追加料金なくご利用いただけるようになりました。動画に対する節度管理向上もこれから 6~8 週間でご利用いただけるようになります。使用開始には、Rekognition コンソールで最新バージョンをお試しいただけます。