投稿日: Sep 6, 2018
Amazon SageMaker が、ビルド済みの TensorFlow コンテナのバージョン 1.10 をサポートするようになりました。このため、高パフォーマンスアルゴリズムのライブラリ、自動モデルチューニングを備えたマネージド型と分散型のトレーニング、クリック 1 つのデプロイメント、マネージド型のホスティングなどの Amazon SageMaker の機能を利用しながら、TensorFlow スクリプトの実行が容易になりました。
TensorFlow 1.10 では、モバイル用 TensorFlow の軽量ソリューション内の complex64 を含む複雑な数字データタイプ、tf.lite と一般に知られる埋め込みデバイスのサポートなど、多くのパフォーマンスが向上し、バグの修正が加えられています。さらに、tf.estimator.train_and_evaluate でのローカル実行動作が向上したことで、評価にチェックポイントをリロードする必要がなくなりました。
Amazon SageMaker でバージョン 1.10 の TensorFlow コンテナを組み込んだものを利用できる AWS リージョンは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー) です。詳細はこちらのドキュメントをご覧ください。