投稿日: Nov 1, 2017
マネージド型の分散サービス妨害攻撃 (DDoS) 保護サービス AWS Shield Advanced は、新たにグローバル脅威環境ダッシュボードを提供します。これを活用することで、Amazon CloudFront、Elastic Load Balancing、Amazon Route 53 を網羅した DDoS の傾向や指標を確認できます。
グローバル脅威環境ダッシュボードは、DDoS 攻撃に関するデータサンプルをわかりやすく提示します。このダッシュボードは、グローバル脅威環境の概要 (非常に大規模な攻撃や、頻繁に使用されている攻撃ベクトル、重大な攻撃の相対数など) を表示します。脅威に関する概略データは、重大な攻撃が発生した時点で、ほぼリアルタイムで自動的に更新されます。また、時間的範囲を指定し、所定の期間における DDoS 攻撃の履歴を見ることもできます。さらに、グローバル脅威環境ダッシュボードには現在の「脅威レベル」が示され、Amazon CloudFront、Elastic Load Balancing、Amazon Route 53 で発生している DDoS 脅威の深刻度を見極めるのに役立ちます。お客様はこの機能を活用することで準備を整え、必要に応じて対策を講じることができます。
AWS Shield Advanced は、Elastic Load Balancing (ELB)、Amazon CloudFront、Amazon Route 53 で実行されているお客様のアプリケーションを保護するマネージド型 DDoS 保護サービスです。AWS のお客様全員に追加料金なしで提供されている AWS Shield Standard と比べ、AWS Shield Advanced はより高度な保護を提供します。また、AWS Shield Advanced をご利用のお客様は、追加料金なしで AWS WAF を入手できるほか、24 時間 365 日対応の AWS DDoS レスポンスチームによるサポートや、DDoS による料金の急増に対する保護も利用できます。
AWS Shield の詳細については、http://thinkwithwp.com/shield をご覧ください。