投稿日: Nov 22, 2017

Amazon Simple Notification Service (SNS) でメッセージのフィルタリングを使用して、よりシンプルで効率化された pub/sub アーキテクチャを構築できるようになりました。メッセージのフィルタリングにより、Amazon SNS トピックの受信者は、トピックに対して発行されたすべてのメッセージを受信するのではなく、関心があるメッセージのサブセットのみを選択して受信できます。この新しい手法により、受信者がメッセージのフィルタリングロジックを実装したり、発行者システムでメッセージのルーティングロジックを実装したりする設計の複雑さがなくなります。 

Amazon SNS は、フルマネージド型の pub/sub メッセージングサービスです。Amazon SNS では、トピックを使用して、Amazon SQS キュー、AWS Lambda 関数、HTTP エンドポイント、E メールアドレス、モバイルデバイス (SMS、プッシュ) などサブスクライブしている複数のエンドポイントに対して同時にメッセージを配信できます。 

Amazon SNS メッセージのフィルタリングは、すべての商用 AWS リージョンで使用できるようになりました。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールに移動し、Amazon SNS を選択して、Amazon SNS のサブスクリプションにメッセージのフィルタリングポリシーを追加します。AWS SDK (Software Development Kit)、CLI (コマンドラインインターフェイス)、および API (アプリケーションプログラミングインターフェイス) を使用することもできます。メッセージのフィルタリングは追加料金なしで利用できます。Amazon SNS と料金の詳細については、http://thinkwithwp.com/sns/ を参照してください。