投稿日: Aug 23, 2017

AWS Step Functions により、視覚的なワークフローを使用して分散アプリケーションとマイクロサービスのコンポーネントを簡単に調整できます。それぞれ別個の機能を実行する個々のコンポーネントからアプリケーションを構築することで、簡単にアプリケーションをスケールおよび変更できるようになります。Step Functions を使えば、安心してコンポーネントを調整し、アプリケーションの機能を配置できます。

AWS Step Functions は AWS サーバーレスプラットフォームの一部で、AWS Lambda 関数のサーバーレスアプリケーション向けの調整を簡単にします。また、Amazon EC2 や Amazon EC2 Container Service などのコンピューティングリソースを使って、マイクロサービスのオーケストレーションに Step Functions を使用することもできます。

グラフィカルコンソールを使用して、アプリケーションのコンポーネントを一連のステップとして配置し、可視化できます。これにより、複数のステップからなるアプリケーションをシンプルに構築および実行できるようになります。Step Functions では、各ステップが自動的にトリガーおよび追跡され、エラーが発生した場合は再試行されるため、アプリケーションが意図したとおりに整然と実行されます。また、各ステップの状態が記録されるため、問題が発生した場合は、問題を簡単に診断およびデバッグできます。コードを記述することなくステップを変更および追加できるため、アプリケーションを簡単に進化させ、短期間でイノベーションを実現できます。AWS Step Functions ではオペレーションや基盤となるインフラストラクチャが自動的に管理されるため、どのような規模でもアプリケーションを確実に提供できます。

AWS Step Functions では、状態遷移と呼ばれる、アプリケーションワークフローの 1 つのステップから次のステップへの移行に対してのみのお支払いとなります。請求額は、各状態がどれほど長く継続したかにかかわりなく (最長 1 年間まで)、状態遷移に基づき計算されます。AWS Step Functions の無料利用枠には、毎月 4,000 の状態遷移が含まれています。

AWS Step Functions は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (東京)、およびアジアパシフィック (シドニー) の各リージョンで利用可能になりました。

詳細については、http://thinkwithwp.com/step-functions をご覧ください。