Amazon QuickSight の特徴

任意のデバイスで数十万人のユーザーに対応するダッシュボードを作成して共有する

エンタープライズのワークロードに向けて構築

 

Amazon QuickSight は、お客様独自のサーバーをセットアップ、構成、管理する必要なく、数十万人規模のユーザーに合わせて自動的にスケールできるサーバーレスアーキテクチャを備えています。また、複数の ビジネスインテリジェンス (BI) ユーザーが同じダッシュボードまたはデータセットにアクセスしているピーク時に、ダッシュボードの動作速度が遅くなることに対処する必要がなくなります。

 

サーバーレス自動スケーリング

QuickSight は サーバーレスであり、管理対象のインフラストラクチャや計画対象の容量がなくても、数万人規模のユーザーに合わせて自動的にスケールできます。 増加する需要に対応するために、ソフトウェアパッチを適用したり、ハードウェアをアップグレードしたりする必要はもうありません。

Amazon Q in QuickSight

QuickSight の新しい Amazon Q ダッシュボードオーサリング機能を使用することで、データの分析とインタラクティブなダッシュボードの作成がこれまでにないほど簡単に成ります。ビジネスユーザーは、Amazon Q in QuickSight を使用することで、既存のダッシュボードをより簡単に使用できるようになり、その結果として、ビジネス関係者へのより適切な情報提供、重要な洞察の抽出、意思決定の簡素化を実現できます。

幅広いデータソースのサポート

QuickSight を使用すると、さまざまなクラウドおよびオンプレミスのデータソースに直接接続してデータをインポートできます。これらの例として、各種 SaaS (software-as-a-service) アプリケーション (Salesforce、Square、ServiceNow、Twitter、GitHub、Jira など)、各種サードパーティデータベース (Teradata、MySQL、Postgres、SQL Server など)、各種ネイティブ AWS サービス (Amazon Redshift、Amazon Athena、Amazon Simple Storage Service [Amazon S3]、Amazon Relational Database Service [Amazon RDS]、Amazon Aurora など)、および仮想プライベートクラウド (VPC) サブネットが挙げられます。Excel、CSV、JSON など、さまざまなファイルタイプをアップロードすることもできます。

SPICE (超高速、パラレル、インメモリ、計算エンジン)

QuickSight のインメモリ計算エンジンである SPICE を使用すれば、超高速パフォーマンスをより大規模に実現できます。SPICE はデータを自動レプリケートして高可用性を確保するため、数千人規模のユーザーが、基盤となるデータインフラストラクチャが保護された状態で高速かつインタラクティブな分析を同時に行うことができます。その結果として、時間とリソースの節約が実現します。

10 億行のデータセットのサポート

SPICE は現在最大 10 億行のデータセットがサポートしているので、ユーザーは非常に大きなデータセットへのアクセスとそれらの分析を素早く行うことができます。10 億行データセットサポートは、Amazon QuickSight Enterprise Edition のすべてのお客様にご利用いただけます。

グローバルコラボレーションとマルチテナンシー

QuickSight は世界中のお客様に利用される AWS サービスとして、開発の初期段階からグローバル対応の製品となることを踏まえた設計と開発が行われました。QuickSight アプリケーションは英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字) など、主要 10 言語にローカライズされています。QuickSight は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (アイルランド) を含む多数の AWS リージョン全体でご利用いただくこともできます。

ビルトインのセキュリティとコンプライアンス

QuickSight では、数万人規模のユーザーにダッシュボードおよびインサイトを安全に配信できるように、ビルトインのセキュリティ機能が提供されます。QuickSight は、複数リージョンでの利用が可能で、冗長性が作り込まれていることに加え、ロールベースアクセス制御 (RBAC)、アクティブディレクトリとの統合、AWS CloudTraill 監査、シングルサインオン (AWS Identity and Access Management [IAM]、サードパーティーなど)、VPC サブネット、データバックアップを含む包括的なセキュリティ機能セットを利用してユーザーとコンテンツを管理するといった目的にも使用できます。また、QuickSight は FedRAMP、HIPAA、PCI PSS、ISO、SOC に適格であるため、業界特有の要件や法規制要件を満たす一助となります。

モバイルアプリケーションサポート

iOS および Android 向けの Amazon QuickSight は、どこからでも安全にデータから洞察を得る一助となります。モバイル用に最適化された単純明快なエクスペリエンスで、すべてのダッシュボードをお気に入り登録し、参照し、それらとやり取りすることができます。ドリルダウンおよびフィルタリングによるデータの探索、予測を通じた時代の先取り、データで予期しない変更が発生したときの E メールアラートの受け取り、および同僚とのこれらのインサイトの共有が可能です。QuickSight Mobile は、すべての QuickSight ユーザーが、App Store および Google Play Store から無料ダウンロードしてご利用いただけます。

広範な API 機能

QuickSight は現在、ユーザー、データセット、およびアセットの作成と管理を容易にする拡張 API 機能を提供しています。QuickSight API は、ダッシュボード、分析、レポートなどの BI アセットへのプログラマチックアクセスを提供します。基盤となるデータモデルへのこの API アクセスにより、これらの BI アセットをソフトウェアソースコードとして扱い、DevOps パイプラインで管理することができます。これらの API を使用することで、レガシー BI ソリューションから QuickSight への移行をプログラム上で行えるため、BI のクラウドへの移行が加速されます。

すべてのアプリケーションのための埋め込み型分析

QuickSight を使用することで、独自の分析機能を構築しなくても、インタラクティブなダッシュボードと可視化機能をアプリケーションに素早く埋め込むことができます。Amazon QuickSight Embedded Analytics のテーマを使用して分析をアプリケーションにシームレスに融合できます。この機能は、レポートおよびダッシュボードのルックアンドフィール (色、フォントなど) をパーソナライズするのに役立ちます。アプリケーションのユーザーエクスペリエンスに合わせてデフォルト値を設定し、エラーを処理することで、各種ダッシュボードおよび可視化機能をアプリケーションのユーザーエクスペリエンスに組み込むことができます。

Amazon QuickSight Embedded Analytics のデモ (13:40)

ワンステップ埋め込み

QuickSight Enterprise Edition がワンステップ埋め込みのサポートを開始します。これは、組み込み API を呼び出すことなく、豊富でインタラクティブなダッシュボードをアプリケーション、Wiki、およびポータルに埋め込むことができる機能です。許可されたエンドユーザーは、これらのダッシュボードへのアクセスをすぐに開始できます。サーバーのデプロイやインフラストラクチャのライセンスは必要ありません。ワンクステップ埋め込みにより、お客様は数分以内にユーザーにインサイトを提供できます。

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カスタムブランドの電子メールレポート

QuickSight Enterprise Edition がカスタムブランドの電子メールレポートを送信する機能のサポートを開始します。QuickSight から送信される電子メールレポート用の電子メール送信者ドメインを、電子メールのロゴ、ヘッダーの色、およびフッターテキストと併せてカスタマイズできます。ダッシュボードを独自のアプリケーションに埋め込んでいる場合は、URL をカスタマイズして、電子メールからアプリケーションの URL までダッシュボードを開くこともできます。

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より深いデータインサイト

QuickSight では、ユーザーが必要に応じた分析・機械学習 (ML) 機能 (異常検出、予測、自然言語クエリ [NLQ] など) を使用して、より深いインサイトを得られるようにしています。また、ユーザーはダッシュボードとレポートを自分で作成、公開、共有して、カスタマイズされた質問に対する明確な答えを得ることができます。これらの機能により、アプリケーションを収益化および差別化する新たな方法の利用が可能になります。

サーバーレスアーキテクチャとシンプルな管理

QuickSight のサーバーレスアーキテクチャに加えて、QuickSight の API を使用することで、複数のエンドユーザー間でデータを分離するためのマルチテナントアーキテクチャをセットアップしたり、アカウント間でダッシュボードを移動したり、デプロイを自動化したり、シングルサインオン (SSO) でユーザーのアクセスを管理したりするなど、分析ワークフローをプログラムによって管理できます。

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Amazon QuickSight の料金
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お客様のユーザー全員にセッション単位の料金が適用されます。

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