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AWS Lambda

AWS Lambda の永続関数

中断後も進捗状況を維持

AWS Lambda の永続関数とは

AWS Lambda の永続関数を使用してマルチステップのアプリケーションや AI ワークフローの構築を簡素化することで、進捗状況を追跡したり、追加のインフラストラクチャを管理したりするためのカスタムロジックを記述しなくても、より迅速にイノベーションを実現できます。シンプルな構成設定を使用することで、任意のプログラミング言語や IDE を用いた永続関数の記述、テスト、デバッグが可能になります。組み込みのエラー処理、自動再試行、障害発生後の復旧によってアプリケーションレジリエンスを強化し、中断後も進捗状況を維持します。外部イベントを待機するときは、最大 1 年間実行を一時停止し、イベント発生時に再開することで、リソースを効率的に管理します。料金はアクティブなコンピューティング時間分のみが請求されます。

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メリット

任意のプログラミング言語と IDE を使用して、事前構築されたプログラミングパターンでマルチステップのアプリケーションや AI ワークフローの構築を簡素化します。

組み込みのエラー処理、自動再試行、障害発生後の復旧により、アプリケーションレジリエンスを強化します。

最大 1 年の待機期間で実行を一次停止し、再開することで運用効率を向上させ、アクティブなコンピューティング時間の料金のみを支払います。

特徴

永続関数は、Lambda 関数を記述するときにシンプルな構成設定を用いて有効にします。新しい永続関数 SDK を使用してコードを記述でき、カスタムロジックを記述する必要はありません。

IDE で任意のプログラミング言語を使用して、永続関数の記述、テスト、デバッグを行います。

「Steps」を使用して進捗のチェックポイントを作成し、自動再試行と最後の既知のチェックポイントからの復旧を行います。

永続的な「Wait」パターンと「Callback」パターンを使用して、AI ワークフロー、ヒューマンインザループ、支払い承認などの外部イベントの待機時に実行を最大 1 年間自動的に一時停止し、再開します。

ユースケース

進捗状況を維持し、再試行を自動的に処理するレジリエントな決済フローを構築します。処理が exactly-once (1 回限り) であることを確実にしながら、マルチステップの支払い承認、確認、決済を調整します。

モデル推論、人間によるレビュー、改良サイクルを調整する、信頼性の高いマルチステップ AI ワークフローを構築します。中断後も進捗状況を維持すると同時に、待機時間中のリソース処理を効率的に行います。 

在庫、出荷、通知のシステム全体で注文フルフィルメントのオーケストレーションを行います。遅延や外部サービスの依存関係を効率的に処理しながら、すべてのステップで注文の進捗状況を維持します。

従業員のオンボーディング、ドキュメント承認、コンプライアンス追跡のための信頼性の高いビジネスワークフローを作成します。複数のサービスやチーム間での調整を行いながら、中断後もプロセスの進捗状況を維持します。

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