Amazon Web Services ブログ
【開催報告】アップデート紹介とちょっぴりDiveDeepするAWSの時間 第五回 (05/14)
みなさんこんにちは!アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 ソリューションアーキテクトの桂井です。
2021年5月14日に「第五回 アップデート紹介とちょっぴりDiveDeepするAWSの時間」をオンラインで開催しました。今回も多くのお客様に参加いただき、ありがとうございます。
過去に実施した第一回、第二回、第三回、第四回の様子が気になる方は、それぞれのブログをご覧ください!
第五回の当日の様子と実施内容
当日はなんと100名を超えるお客様にご参加いただきました!AWS側も多くのサポートメンバーが参加しており、チャット欄のコメントも多く賑やかな会となりました。参加者の方々はサービスのアップデートを聞いていただき、疑問が生じたらその場で解消しつつキャッチアップができたのではないかと思います。
当日参加したAWSメンバー(一部)
今回は、セキュリティ特集ということで、AWSのセキュリティサービスやAWS Well-Architected Frameworkの話を含む以下の4セッション 合計1.5時間でお届けしました。
- ももこの5分間アップデート
5月のAWSのサービスアップデートを今回から5分に拡張してご紹介。今回は4つPick upします。
①AWS SaaS Boost released as an open source project
②Amazon QuickSight でしきい値アラートが利用可能に
③Amazon VPC が VPC ピアリングの料金変更を発表
④AWS Systems Manager の Incident Manager のご紹介 - AWS Control Towerが東京リージョンに来たのでご紹介します!
4/9から AWS Control Tower が東京リージョンで使用可能となりました!AWS Control Tower はセキュアなマルチアカウントのAWS環境管理を容易にするサービスで、AWSアカウント作成、開発者の操作による問題発生を防ぐガードレールの設定、複数のAWSアカウントのログの集約、といった機能を備えています。今回は AWS Control Tower の概要、ユースケースについてご紹介します。 - 2021年度版 AWS WAFの最新機能のご紹介!
AWS WAFはウェブの脆弱性を利用した攻撃や、ボットからウェブアプリケーションやAPIを保護するためのマネージドWeb Application Firewallです。2019年には従来のClassicから機能強化したWAFv2がリリースされ、2020年は新たにAWS App Syncに対応するなど様々なアップデートが行われてきました。本セッションでは新たに2021年にリリースされたカスタム応答のサポート、AWS WAF Bot Controlなどの機能をデモなどを含めてご紹介します。 - AWS Well-Architected Framework「セキュリティの柱」のポイントを30分でご紹介!
AWS Well-Architected FrameworkはAWSのお客様、AWS SAの知見から作られたAWSのシステム設計と運用のベストプラクティスです。5つの柱の中の1つがセキュリティとなっており、AWSのお客様のシステム・セキュリティを改善するために必須でやるべきことが詰まっています。本セッションでは、Well-Architected Frameworkのセキュリティの柱で言われているベストプラクティスと、実際のシステムで設定していただきたいポイントをご説明します。
イベント終了後にご記入いただいたアンケートでは、「Control Tower にて実際のコンソール画面で利用例を確認できた点が良かったです。」「Well Architectedの話を聞いて、現在できてない部分があってハッとしました。」「すべて参考になりましたが、特にWAFの説明がわかりやすく参考になりました。」といったコメントをいただきました。
「毎回参考となる情報をありがとうございます。」という継続的に参加いただいている方からのコメントもいただき、嬉しい限りです。
今回はセキュリティに特化した回でしたが、今後も様々な情報をお伝えできるように準備しておりますので、是非次回以降もご参加ください!
次回予定
第六回「アップデート紹介とちょっぴりDiveDeepするAWSの時間」
開催日時:2021/05/27 (木) 18:00 ~ 19:30
- AWS SolutionsArchitect がオススメする今すぐにできる可用性向上
システムの可用性を向上させるためにマルチAZ構成は必要不可欠です!現在シングルAZでシステムを運用されている方、マルチAZで構成しているけど可用性が十分か心配な方、そんな方々にシステムの可用性を向上させる大切なポイントをご紹介します! - AWS Graviton2インスタンスでコストパフォーマンスを最適化!
2020年は、ARMアーキテクチャ搭載スパコン富嶽がスパコンランキングで世界一位になったり、AppleがARM M1チップ搭載Macを発表したり、とARMアーキテクチャの話題が多い年でした。AWSでも2020年5月にAWS Graviton2プロセッサ搭載インスタンスのGAから1年が経過し、多くのお客様がコストパフォーマンスの最適化に成功しています。本セッションでは、AWS Graviton2プロセッサ搭載インスタンスのご紹介と、その活用事例、移行方法などをご紹介します。AWS Graviton2プロセッサの利点をご理解いただき、皆様のシステムでコストパフォーマンス最適化が加速することを期待します。 - チャットボットサービスのAmazon Lexが日本語に対応したのでご紹介します!
チャットボットサービスのAmazon Lexをご存知でしょうか?情報検索のチャットボットやコールセンターのチャットボットなど様々な業務効率化に利用が期待できるAmazon Lexが遂に日本語対応したのでいくつかのデモを踏まえつつご紹介したいと思います! - ももこの5分間アップデート
AWS App Runnerを簡単にデモします!
#ちょっぴりDiveDeep
このブログの著者
桂井 俊朗(Toshio Katsurai)
ソリューションアーキテクトとしてISV/SaaSのお客様の技術支援を行っています。好きなAWSサービスはAWS LambdaとAmazon EKSです。ドクペ愛飲者です。