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re: Invent 2020 — 12月1日 (火曜日) の事前発表
先ほど、Andy Jassy から AWS の今後のローンチに関するヒントをもらいました。それらの準備が整ったときにはもっと沢山のことをお話したいのですが、それまでお待ちいただけるように、先行発表された内容を要約したいと思います。
小型化された AWS Outposts のフォームファクター – スペースに限りがあり、低レイテンシーのコンピューティングキャパシティにアクセスする必要がある支社、工場、小売店、医療クリニック、病院、およびセルサイトなどのロケーションに最適な新しい 2 つの AWS Outposts サイズが導入されます。1U (ラックユニット) Outposts サーバーには AWS Graviton 2 プロセッサーが搭載され、2U Outposts サーバーには Intel® プロセッサーが搭載されます。どちらのサイズも EC2、ECS、および EKS のワークロードをローカルで実行でき、プロビジョニングと管理はすべて AWS が行います (自動化されたパッチ適用と更新を含む)。
Amazon ECS Anywhere – 近々、Amazon Elastic Container Service (ECS) を独自のデータセンターで実行することが可能になり、オンプレミスとクラウドの両方で稼働する単一のコンテナオーケストレータを選択して標準化することができるようになります。同じ ECS API にアクセスでき、ECS リソースは、すべて同じクラスター管理、ワークロードスケジューリング、およびモニタリングツールとユーティリティを使用して管理できます。Amazon ECS Anywhere は、既存のオンプレミスのワークロードをコンテナ化し、ローカルで実行してから、それらを AWS クラウドに接続することも容易にします。
Amazon EKS Anywhere – Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) を独自のデータセンターで実行することも近々可能になり、Kubernetes クラスターのセットアップ、アップグレード、および操作が簡単になります。新しいクラスターのデフォルト設定には、それぞれにロギング、モニタリング、ネットワーキング、およびストレージが含まれており、これらはすべて、クラスターをホストする環境向けに最適化されています。クラスターはオンデマンドでスピンアップでき、最小限の中断で本番環境のクラスターのバックアップ、リカバリ、パッチ適用、およびアップグレードを実行できます。
もう一度言いますが、これらの準備が整ったときにはもっと沢山の情報をお知らせするつもりなので、ぜひご期待ください。では、引き続き AWS re: Invent をお楽しみください!
— Jeff;