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利用可能になりました – Amazon Linux AMI 2017.09
Amazon Linux AMI の最新バージョン (2017.09) が、すべての AWS リージョンの現行世代の EC2 インスタンスで利用可能になったことをお知らせします。AMI には、EC2 上で実行するアプリケーションのために安定した安全で高性能な環境を提供するように設計された Linux イメージのサポートと保持が含まれています。
簡単なアップグレード
次の 2 つのコマンドを実行して既存のインスタンスをアップグレードし、再起動します。
盛りだくさん
AMI には多くの新機能が含まれており、そのうち多くはお客様のリクエストに応えて追加されたものです。概要は次をご覧ください。
Kernel 4.9.51 – Based on the 4.9 の安定したカーネルシリーズをベースにしたこのカーネルには、ENA 1.3.0 ドライバーと TCP Bottleneck Bandwidth and RTT (BBR) のサポートが含まれています。私の投稿 Elastic Network Adapter – High-Performance Network Interface for Amazon EC2 to learn more about ENA をお読みください。BBR を有効にする方法については、リリースノートをお読みください。
Amazon SSM Agent – Amazon SSM Agent がデフォルトでインストールされるようになりました。これにより、EC2 Run Command を使用して、追加セットアップを必要とせずにインスタンスでスクリプトを設定して実行できるようになりました。詳細については、Systems Manager Run Command を使用したコマンドの実行または Manage Instances at Scale Without SSH Access Using EC2 Run Command をお読みください。
Python 3.6 – 最新バージョンの Python が含まれ、virtualenv および alternatives で管理できるようになりました。Python 3.6 は次のようにインストールできます。
Ruby 2.4 – 2.4 シリーズの最新バージョン Ruby が利用可能になりました。次のようにインストールします。
OpenSSL – AMI は、OpenSSL 1.0.2k を使用するようになりました。
HTTP/2 – HTTP/2 プロトコルが AMI の httpd24、nginx、および curl パッケージでサポートされるようになりました。
リレーショナルデータベース – Postgres 9.6 および MySQL 5.7 が利用可能になりました。次のようにインストールできます。
OpenMPI – OpenMPI パッケージが 1.6.4 から 2.1.1 に更新されました。OpenMPI 互換パッケージが利用可能になり、古い OpenMPI アプリケーションの構築と実行に使用できるようになりました。
その他 – その他の更新パッケージには、Squid 3.5、Nginx 1.12、Tomcat 8.5、および GCC 6.4 があります。
今すぐ起動できます
この AMI を使用して今すぐすべての AWS リージョンで EC2 インスタンスを起動できます。この機能は、EBS-backed インスタンスと Instance Store-backed インスタンスで使用でき、HVM および PV モードをサポートします。
— Jeff;