Amazon Web Services ブログ
Web Access for Amazon WorkSpaces
2013 年後半に WorkSpaces を発表しました (Amazon WorkSpaces – クラウド内でのデスクトップコンピューティング)。以後、これまでに新しい機能が次々と追加されています。2016 年のハイライトをいくつか以下に紹介します。
- 2016 年 11 月 – WorkSpaces に GPU を使用したグラフィックスバンドルを追加。
- 2016 年 10 月 – WorkSpaces が 欧州 (フランクフルト) リージョンで利用可能に。
- 2016 年 8 月 – WorkSpaces がすべての WorkSpaces バンドルと AWS Marketplace for Desktop Apps をアジアパシフィック (シンガポール) リージョンで時間料金で提供。
- 2016 年 7 月 – WorkSpaces で自分の Windows 10 デスクトップライセンスを導入可能に。
- 2016 年 6 月 – WorkSpaces のルートボリュームが拡大。
- 2016 年 5 月 – WorkSpaces でタグ付けをサポート。
- 2016 年 4 月 – AWS Marketplace for Desktop Apps が欧州 (アイルランド) リージョンで利用可能に。
- 2016 年 2 月 – WorkSpaces Application Manager がアジアパシフィック (シドニー) リージョンとアジアパシフィック (シンガポール) リージョンで利用可能に。
- 2016 年 1 月 – オーディオイン、高 DPI デバイス、保存された登録をサポート。
今回、以上のリストに新しく Amazon WorkSpaces Web Access が追加されます。WorkSpace は、Windows、Mac OS X、または Linux で実行している最新バージョンの Chrome または Firefox からアクセスできるようになりました。これにより、制限の厳しいネットワークや WorkSpaces クライアントが使用できない状況でも生産性を発揮できます。ダウンロードやインストールは一切必要ありません。共有のコンピューターから利用してもプライベートなデータやキャッシュされたデータが残ることもありません。Amazon WorkSpaces Web Access を使用するには、サポートされているブラウザーから登録ページにアクセスし、WorkSpace の登録コードを入力します。 次にユーザー名とパスワードでログインします。
それだけで利用できます (この例は WorkSpaces で実行している IE と Firefox を Chrome で表示しています)。
この機能は、バリュー、スタンダード、パフォーマンスの各バンドルまたは Plus バンドルを実行しているすべての新しい WorkSpaces で利用できます。管理者に有効にしてもらうだけで、追加料金なしでアクセスできます。
Web Access を有効に活用するには、既存の WorkSpaces を再構築し、カスタムイメージを更新する必要があります。
— Jeff;