Amazon Web Services ブログ
在宅勤務を実現するAmazon WorkSpaces および Amazon WorkDocs に関する新しい提案
最近、Jeff Barr は、お客様によるリモートワークと在宅勤務のイニシャチブを立ち上げ、Amazon WorkSpaces と Amazon WorkDocs のAWS が支援する新しい方法や提案を共有しました。この投稿では、もう少し、その詳細を共有したいと思います。
AWSは、最大50人のユーザーが Amazon WorkSpaces と Amazon WorkDocs を無料で使用できるようにすることを発表します。これらは、これまでにこれらのサービスを使用したことのない新規のお客様を対象としており、2020 年 6 月 30 日までご利用いただく事ができます。WorkSpaces については4月1日から利用可能となり、Standard、Value、Performance バンドルが含まれています。 WorkDocs については、すぐにご利用いただけます。WorkSpaces と WorkDocs の両方のサービスを合わせてご利用いただく事で、リモートワーカーは必要なアプリケーションを安全に利用することができるようになり、世界中の同僚とドキュメントを共同で作成できます。WorkSpaces をすぐに使い始めたい場合は、WorkSpaces Standard バンドルの無料利用枠をご利用いただけます。
WorkSpacesはフルマネージド型の DaaS(Desktop-as-a-Service)ソリューションで、わずか数分で Windows または Linux デスクトップ環境をユーザーに提供し、世界中の従業員に数千のデスクトップを提供するために、迅速に拡張できます。Amazon WorkDocs は、フルマネージド型の、安全なコンテンツ作成、ストレージ、およびコラボレーションを可能にするサービスです。 Amazon WorkDocs を使用すると、ユーザーは、業務で使用するドキュメントを簡単に作成、編集、共有できます。 どちらのサービスも、自宅のPC、ラップトップ、タブレットなどほぼ全てのデバイスで、様々な場所から利用できます。この機能の組み合わせが、多くの企業における在宅勤務のシナリオでWorkSpacesおよびWorkDocsを頻繁にご利用いただく理由となっています。
COVID-19により、AWSの既存のお客様が、WorkSpaces の利用を拡大することとなり、リモートワーカーへの突然の移行をサポートしてきているのをみてきました。実際、アウトブレイクが始まって以来、WorkSpacesの展開に対して、利用を拡大するためのリクエストは10倍に急増しています。私たちは、これらの新しい提供内容により、より多くの企業がAWSのサービスを利用して従業員の安全を確保できることを願っています。
これらの提供内容の詳細については、WorkSpaces または WorkDocs の価格ページをご覧ください。これらのサービスの使用を開始するには、Amazon WorkSpaces または Amazon WorkDocs のサイトにアクセスして「クラウドデスクトップを無料で試す」「今すぐAmazon WorkDocsの使用を開始する」を選択してください。
お客様ご自身、そしてお客様の職場、ご家族の皆様が安全かつ健康に過ごされている事をお祈り申し上げます。
Muneer と Angus
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2020年3月30日、追記
皆さんこんにちわ。アマゾン ウェブ サービス、シニアエバンジェリストの亀田です。
多くの方から、このアナウンスによりWorkSpacesの検証を行っているというご連絡をいただいております。ありがとうございます。
WorkSpacesの検証を行った後、環境の削除の際に、DirectoryServiceの削除作業を忘れてしまうケースがあるようです。検証完了の際には、以下のURLを参考に合わせてDirectoryServiceの削除をお願いいたします。
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/workspaces/latest/adminguide/delete-workspaces-directory.html
Muneer Mirza は、Amazon WorkSpaces およびAmazon AppStream 2.0 のゼネラルマネージャーです。
Angus Norton は、Amazon WorkDocs のゼネラルマネージャーです。
翻訳はSpecialized SA, EUC 橋本、平田が担当しました。