Amazon Web Services ブログ
AWS re:Invent 2023 直前セッションガイド AWS マネジメントコンソール
今年は新たにAWS カスタマーエクスペリエンスチームが re: Invent 体験の向上に役立つヒントや、AWS をさらに使いやすくするためのさまざまな改善点について学ぶためのヒントを紹介します。AWS Village のキオスクにお越しください。そして以下のセッションをぜひチェックしてください。セッションでは、アプリケーション管理、インシデント対応の自動化に関するベストプラクティスを取り上げ、クラウドへの移行を加速させるために役立つ製品を紹介します。
参加する前に準備しよう
AWS Console Mobile Application(AWS コンソールモバイルアプリケーション)をダウンロードして、重要なイベントを見逃さないように通知を設定
AWS Console Mobile Applicationでは、選択した AWS リソースの表示と管理が可能で、プッシュ通知を受信して最新情報を入手したり、外出先でも AWS リソースに接続したりできます。
AWS User Notifications(AWS ユーザー通知)は、AWS Healthイベント、Amazon CloudWatch アラーム、Amazon EC2 インスタンスの状態変化などの AWS サービスからの通知を AWS Console Notifications Center(AWS コンソール通知センター)で設定して表示できるようにする新しいサービスです。100 以上の AWS サービスの通知を設定したり、カスタム通知フィルタを設定したり (たとえば、タグが = 本番稼働中であり、状態が「開始中」のバージニア北部リージョン の EC2 インスタンスなど)、通知を受け取りたいチャネル (電子メール、AWS Console Mobile Applicationへのモバイルプッシュ通知、または AWS Chatbotによる Slack や Microsoft Teams などのチャットクライアントなど) を指定したり、イベント集約を有効にしたりして、関連するイベントをバンドルして生成される通知の数を減らすことができます。AWS User Notificationの過去のブログ投稿で詳細をご覧ください。
AWS Chatbot、AWS User Notifications、AWS Console Mobile Applicationにより、外出先でも接続状態を維持
セッションのご紹介
セッションカタログにある以下のセッションをお気に入りに登録して、AWSの製品やサービスについて詳しく学んでください。
DOP324 | Accelerating application development with AWS client-side tools
(AWS クライアントサイドツールによるアプリケーション開発の加速)
11 月 27 日午前 9 時( Pacific Time )、Caesars Forum, Level 1, Summit 221
AWS はクラウドサービスだけではありません。質の高いアプリケーションを簡単に開発できるように設計された AWS のクライアントサイドのツールとライブラリが多数あります。このchalk talkでは、開発環境で利用できるツールをいくつか紹介します。AWS アプリケーション開発を加速させるコマンドラインツール (AWS CLI)、ライブラリ (AWS SDK)、IDE 統合、アプリケーションフレームワークについて詳しく学んでください。周りのみんながアジェンダの設定を手伝ってくれるので、どのビルダーにとっても必ず得るものがあるはずです。
COP313 | Automate incident management of modern workloads using ChatOps
(ChatOps を使用して最新のワークロードのインシデント管理を自動化する)
11 月 27 日午後 4 時 30 分( Pacific Time )、Caesars Forum, Level 1, Academy 416
問題への対処、システム停止の最小化、インシデント対応の改善には、迅速かつ効率的に行動することが重要です。このビルダー向けセッションでは、AWS Chatbotや AWS Systems Manager などの AWS サービスと、Microsoft Teams や Slack などの一般的なコミュニケーションおよびコラボレーションプラットフォームを使用して ChatOps を実装する方法を学びます。chat-drivenな運用ワークフローを実装して、最新のワークロードの運用上の問題の診断と修正を支援する方法をご覧ください。参加するにはノートパソコンを持参する必要があります。
COP334 | Simplify application management for operational excellence
(アプリケーション管理を簡素化してオペレーショナルエクセレンスを実現)
11 月 29 日午前 10 時( Pacific Time )、Caesars Forum, Level 1, Alliance 305
アプリケーションが進化し成長するにつれ、複数のサービスにまたがる複数のアプリケーションの監視とサポートは、運用チームにとってどんどん難しくなっているかもしれません。このchalk talkでは、AWS の専門家と共に深く掘り下げて、AWS Service Catalog AppRegistry と AWS Systems Manager の機能であるApplication Managerを使用して、アプリケーション全体のオペレーショナルエクセレンスを維持する方法を学びます。AWS クラウドでアプリケーションを定義する方法を学び、それらのアプリケーションに対して運用上のアクションを実行して、コンプライアンス、コスト、パフォーマンスに関連する問題に対処し、修正する方法を探ります。
DOP220 | Simplify building applications with AWS SDKs
(AWS SDK でアプリケーション構築を簡素化)
11 月 29 日午後 3 時( Pacific Time )、Wynn, Level 1, Lafite 9
AWS SDK は、アプリケーションやサービスからAWS サービスを使用する上で重要な役割を果たします。このセッションでは、AWS SDK の現状と将来について学びます。開発者体験を簡素化し、新しい機能を活用する方法をご覧ください。SDK がどのように進化し、複数の言語で一貫したエクスペリエンスを提供し、高レベルの抽象化によってより多くのことができるようになり、AWS での構築が容易になるかをご覧ください。Smithy のようなオープンソースツールを使用して AWS SDK を構築する方法と、これらのツールを使用して顧客のニーズに応える独自の SDK を構築する方法をご覧ください。
COP328 | How to manage applications at scale and innovate faster with AWS
(AWS を使用してアプリケーションを大規模に管理し、イノベーションを加速する方法)
11 月 29 日午後 4 時 30 分( Pacific Time )、Caesars Forum, Level 1, Academy 407
アプリケーションをサポートするエンジニア、アプリケーションセキュリティを監視する IT 管理者、アプリケーション支出を調査する財務アナリスト、アプリケーションの信頼性を維持する運用スペシャリストたちにとって、増え続けるアプリケーションリソースを管理することはますます困難になるかもしれません。AWS のサービスとツールがどのようにアプリケーション管理を簡素化し、問題の迅速な修正、より迅速なイノベーション、時間の節約、安全なスケーリングを実現できるかをぜひご覧ください。Amazon CloudWatch でアプリケーションのパフォーマンスを管理する方法、AWS Security Hub でセキュリティ体制を改善する方法、AWS Cost Explorer でコストを最適化する方法、AWS Systems Manager でアプリケーション全体のオペレーショナルエクセレンスを向上させる方法をご覧ください。
エキスパートに会いましょう
Expoの AWS Village でAWSのエキスパートと交流しましょう
セッションへの参加に加えて、The Venetianホテルを会場としているExpoの、 AWS Village内 にある AWS マネジメントコンソールとカスタマーエクスペリエンスのキオスクにもぜひお越しください (キャンパスマップ)。ホイールを回して賞品を獲得したり、AWSのエキスパートに会いましょう。
AWS マネジメントコンソール
AWS マネジメントコンソールのPrincipal Product Managerである Grace Kitzmiller が、ツールバーのCloudShell、プライベートアクセス、その他のエクスペリエンスの改善などの新機能を紹介します。#AWSwishlist をお持ちいただき、AWS マネジメントコンソールのキオスクで詳細をご覧ください。
AWS Chatbot
AWS ChatbotのPrincipal Product Managerである Abhijit Barde は、カンファレンス全体を通して AWS マネジメントコンソールのキオスクに出席しています。ぜひ立ち寄って、組織で ChatOps を有効にする方法を学び、彼のセッション「COP313 | Automate incident management of modern workloads using ChatOps(ChatOps を使用して最新のワークロードのインシデント管理を自動化する)」に参加してください。
Cloudscape Design System
Olga MadejskaはAWS デザインシステムであるCloudscapeの責任者です。カスタマーエクスペリエンスキオスクに立ち寄って、AWS マネジメントコンソールのユーザーインターフェイスと、ウェブアプリケーションを構築するためのオープンソースデザインシステムである Cloudscape の使用方法について話し合ってください。
AWS Documentation
AWS Documentation担当Senior Product Managerの Betty Liou は、カンファレンス全体を通して AWS Village の AWS カスタマーエクスペリエンスキオスクに出席しています。技術ドキュメントチームと re: Invent でリリースされる新機能の詳細をご覧ください。
PeerTalk
最後に、本ブログの著者であるRick Suttlesは個別相談の専門家として皆さんとお会いする準備ができています!
re: Inventの参加者はPeerTalkを対面で利用できるようになりました。私または私たちのチームの誰かとの1対1ミーティングをリクエストして、50以上あるグループミートアップに登録してください。
筆者
Rick Suttles
翻訳はソリューションアーキテクトの柳 嘉起が担当しました。原文はこちらです。