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AWS Certified Data Engineer – Associate のご紹介

この記事は、2024 年 3 月 12 日に Andre Zoutte によって投稿された Is the AWS Certified Data Engineer – Associate certification right for you? を翻訳し、日本語リソースに関する情報を加筆したものです。


新認定である AWS Certified Data Engineer – Associate (DEA) の予約と受験が開始されました。この認定では、データ関連の AWS サービスに関するスキルと知識、データパイプラインを実装する能力、モニタリングとトラブルシューティングを行う能力、コストとパフォーマンスを最適化する能力を検証します。私は AWS トレーニングおよび認定チームの AWS ソリューションアーキテクトとして、AWS 認定試験の技術的な監督を行っています。私はこの試験の主任認定テクニカルアーキテクトでした。つまり、すべての内容をレビューし、試験の問題が技術的に正確で、当社の品質基準を満たしていることを確認しました。

このブログでは、この新しい試験の概要、利用できる受験準備リソース、および準備中のその他のリソースを紹介します。

AWS がデータエンジニア向けの認定資格を新設した理由

データエンジニアリングは急速な成長を遂げています。世界中のデータエンジニアの求人情報は 2021 年から 2023 年にかけて 45% 増加し、今後 10 年間でさらに 28% 増加すると予想されています (Draup)。この新しい AWS 認定は、受験者がデータエンジニアリングの需要が高い職種に就くための手段となります。

データエンジニアリングは、もう 1 つの主要なトレンドである人工知能 (AI) や機械学習 (ML) にとっても不可欠です。ほとんどの ML アルゴリズムでは、学習と評価にはクリーンなデータが必要とされます。データエンジニアは、データのソースと、それを活用するオペレーションを結びつけます。また、特徴量を設計してデータをサニタイズすることで、モデルの精度を改善します。

専門的に成長する機会を探している人にとって、データエンジニアリングは素晴らしいキャリアの選択肢の一つです。データエンジニアには、開発者としてのプログラミング能力と、データ関連の AWS サービスに関する理解が必要です。データエンジニアの中には、データエンジニアリングの役割に特化したトレーニングを受けている人もいれば、状況に応じてそのような役割を担うことになる人もいます。

AWS Certified Data Engineer – Associate の受験準備

この試験の受験準備に役立つように、オンラインラーニングセンターである AWS Skill Builder に 受験準備リソース を用意しています。試験当日に自信を持って取り組むことができるように、準備プロセスを 4 つのステップにまとめました。これらのリソースを活用して、試験の概要を理解し、試験のトピックについて学び、試験の準備をし、準備状況を評価してください。

(訳注:上記の受験準備リソースページは、執筆時点では英語でのみの提供ですが、各コースを選択後に、そのコンテンツを日本語に切り替えることができます)

他の AWS 認定との比較

皆さんのこれまでの経歴によっては、AWS Certified Data Engineer – Associate の方が、他の Associate 分野の AWS 認定よりも難しいと感じるかもしれません。それは、データエンジニアはエントリーレベルの職種ではなく、ソフトウェア開発者、データサイエンティスト、ソリューションアーキテクトなど、隣接するいくつかの職種に関するスキルが必要となるためです。そのため、試験ガイド では、AWS Certified Data Engineer – Associate の対象者を、データエンジニアリングに関する 2~3 年の実務経験、AWS に関する 1~2 年の実務経験と定義しています。これは、他の Associate 分野のものよりも複雑です。

AWS 認定の今後の進化

私たちは、Foundational、Associate、Professional 分野の AWS 認定の強化に積極的に取り組んでいます。これらの分野に重点を置いている理由は、需要の高まりにあり、これらの試験には受験者と雇用者の両方から多くの関心が寄せられています。さらに、過去 10 年間でテクノロジー環境は大きく変化しており、認定試験にもこれらの変化を反映させたいと考えています。今後のさらなる情報にご期待ください。

他の学習者がどのように AWS 認定の受験準備をしたのかや、専門家からアドバイスを確認したい場合は、以下のブログをチェックしてください。


AWS 認定の受験準備に役立つ日本語ブログには以下もありますので、合わせてご参照ください。

この記事の翻訳および追加情報の加筆は Sr. Technical Instructor の生出拓馬が担当しました。