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Data Modernization Day in Japan #4 「2.5時間で学ぶ! AWS サポートへの問い合わせ時のポイント」資料・動画及び QA 公開
先日(2022/11/4) に開催した Data Modernization Day in Japan #4「2.5時間で学ぶ! AWS サポートへの問い合わせ時のポイント、Amazon RDS Custom、Babelfish for Aurora PostgreSQL」の資料・動画を公開しました。今回のセミナーでは、RDS/Auroraの最新アップデートのセッションに加え、AWS サポートへの問い合わせ時のポイントを解説するセッションや、re:invent 2021 で発表された Amazon RDS Custom を紹介するセッション、SQL Server アプリケーションから Aurora PostgreSQL へのアクセスを実現する Babelfish for Aurora PostgreSQL の活用方法に関するDive Deepセッションを行いました。
当日、参加者の皆様には数多くの QA を頂きありがとうございました。頂いた QA の一部についても共有しております。
【動画】
- RDS/Aurora Update
- 転ばぬ先のAWS Well-Architected 〜AWSサポートからみた「信頼性の柱」
- Amazon RDS Custom 最新情報のご紹介
- Babelfish for Aurora PostgreSQL のご紹介
【資料】
- RDS/Aurora Update
- 転ばぬ先のAWS Well-Architected 〜AWSサポートからみた「信頼性の柱」
- Amazon RDS Custom 最新情報のご紹介
- Babelfish for Aurora PostgreSQL のご紹介
【Q & A】
Q. Amazon RDS Custom for Oracle のスナップショットは DB と OS の両方が取得タイミングの断面として取られるのでしょうか?
A. スナップショットを作成すると、Amazon RDS Custom for Oracle は ルートボリュームも含めたすべてのボリュームに対して Amazon EBS スナップショットを作成します。詳細はこちらのマニュアルをご参照ください。
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/custom-backup.html
Q. Amazon RDS Custom for Oracle と、EC2 に DB メディアから Oracle をインストールするのとの違いを教えてください。
A. EC2にDBメディアからインストールする場合、お客様はOSの前提要件の確認・管理ユーザーの作成・カーネルパラメータの設定などを行い、Oracle Universal Installerでインストールを行い、DBインストール後にRUの適用や個別パッチの適用をお客様自身で行う必要があります。一方、RDS Customの場合は、CEV(Customer Engine Version)を作成する際に、Oracleインストールメディア、RU、個別パッチを登録しておくと、OSの構成からデータベースの構築・バックアップの設定まで一貫してRDS Custom側で実装されるため、お客様の作業負荷の軽減が期待できます。インスタンスの作成、管理、保守の手順についてはこちらのマニュアルをご参照ください。
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/working-with-custom-oracle.html
Q. Amazon RDS Custom for SQL Server の場合、バージョンアップできますか?
A. RDS Custom for SQL Server インスタンスのアップグレードは RDS for SQL Server と同様なオペレーションで可能です。詳細はこちらのマニュアルをご参照ください。
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/custom-upgrading-sqlserver.html
Q. 現在、Amazon RDS for SQL Serverを使用しています。同一の環境のまま Amazon RDS Custom for SQL Server に移行しようとした場合、どのような作業が必要となりますでしょうか?
A. RDS Custom for SQL Serverへの移行方法ですが、バックアップファイルから復元頂く方法が一般的です。
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/custom-migrating.html
上記のマニュアルはオンプレミスのSQL Serverからの復元方法をご案内していますが、RDS for SQL ServerにおいてもネイティブバックアップをS3に取得いただけますので、同様にお考えいただければと存じます。
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/SQLServer.Procedural.Importing.html
著者
藤川 貞信
ISV/SaaS Business ソリューション アーキテクト
様々なデータベースのパフォーマンストラブルを経験。現在はISV/SaaS業界のお客様向けに AWS 上に実装する際の技術支援全般を担当。