Amazon Web Services ブログ

Category: Internet of Things

その製造データ、ユースケースは決まってますか?

ものづくりの DX が叫ばれて久しい昨今、「データドリブンな意思決定」という言葉を聞く機会も増えていると思います。AWS の製造業に携わるメンバーでも、お客様とデータドリブンについてディスカッションすることが多いです。
今回は原点に立ち戻って、データドリブンな意思決定の進め方について、スタートを切るためのアプローチや必要な思考プロセス、ステークホルダーとの調整という観点で考察してみたいと思います。

AWS IoT Device Client で 3 時間以内に IoT ソリューションの概念実証を構築

AWS は皆様の IoT の取り組みをサポートするため、「Get Started with AWS IoT (英語版)」の提供を開始することをお知らせいたします。このハンズオンワークショップでは、AWS IoT Device Client を使用した IoT プロジェクトの概念実証 (PoC) を、ステップバイステップで解説します。

統合的アプローチで実現する安全管理: AWS の労働者安全ソリューションが職場を守る

世界中で年間約 395 万人の労働者が非致死的な負傷を負っているため、企業は統合的で予防的な安全対策の必要性を認識するようになってきました。企業は全体的に安全な作業環境を提供し、事故やケガのリスクを軽減し、従業員の健康を向上させることを目指しています。従来の縦割り方式では、全体的な問題の可視性が制限されるため、重要な洞察が見落とされ、企業の事故の根本原因の究明、安全対策の立案、改善点の理解が難しくなります。また、政府による環境と安全に関する規制が強化されたことから、企業の事業活動全体で環境・健康・安全 (EHS) ソリューションの導入が進んでいます。

キッチン革命:AWS を活用した CHEF iQ の IoT への挑戦

家庭でのモノのインターネット (IoT) デバイスの普及が進む中、デバイス所有者はしばしば複数のユーザーにきめ細かなアクセス制御を付与する必要性が増加しています。AWS IoT Core を活用することで、開発者はモバイルアプリ、ウェブアプリ、デバイスに対してきめ細かなアクセス制御を備えたアプリケーションを構築できます。 例えば、スマートスペースやホテルでは、IoT を活用したパーソナライズされた体験を可能とします。スマートデバイスはユーザーの設定に基づいて照明、温度、エンターテインメントを自動調整し、ゲストはモバイルアプリを通じて管理者権限なしに自分の環境を自由に制御できるようになります。

AWS IoT Device Management のマネージドインテグレーション(プレビュー)の紹介

AWS は中央ヨーロッパ時間の 3 月 3 日、AWS IoT Device Management のマネージドインテグレーション機能のプレビューを発表しました。この機能により、開発者は IoT デバイスのクラウドへのオンボーディングを合理化し、複数のブランドやプロトコルにまたがるデバイス制御を統合できます。IoT テクノロジーは、スマートホームに代表される消費者向けおよび商用アプリケーションで広く使用されていますが、互換性のないデバイス、多様なプロトコル、相互運用性を確保するうえで壁となる複数の制御システムなど、分断から生まれる課題に直面しています。

AWS IoT Device Management は、こうした状況に対応するため、デバイスとの接続のためのクラウドおよびデバイス向けソフトウェア開発キット(SDK)、ZigBee、Z-Wave、Wi-Fi 仕様のプロトコルサポートを含むマネージドインテグレーションを提供します。さらに、80 以上のデバイスデータモデルのテンプレートと、包括的なクラウド間コネクタのカタログも提供します。これらの機能により、センサー、カメラ、家電製品など、多様なタイプのデバイスの統合と制御を簡素化し、開発者は独自デバイス、サードパーティデバイス、クラウドに接続するデバイスなど、複数メーカーの製品を制御する単一のアプリケーションを構築できるようになります。