Amazon Web Services ブログ

Category: Industries

【開催報告&資料公開】 流通小売・消費財・EC 企業向け:クラウドと生成AI によるオペレーション改革

流通・小売・消費財業界に関わられている方々を主な対象として、2024年10月24日に「流通・小売・消費財業界向け:クラウドと生成 AI によるオペレーション改革」のオンラインセミナーを開催しました。ご参加いただきました皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。本ブログでは、その内容を簡単にご紹介します。

Enel が Amazon Bedrock を活用してスタッフの生産性を向上

Enel は、32 か国に拠点を置き、82 GW の発電容量を持つ大手総合電力会社です。また同社は、7,600 万人の顧客に対して広大な送配電網を提供し、4,650 万台のスマートメーターを管理する大手送電網事業者としても極めて重要な役割を果たしています。Enel は 2014 年以来、Amazon Web Services (AWS) を使用した生成 AI の導入を促進する強力な社内ノウハウを開発することにより、人工知能 (AI) に多額の投資を行ってきました。この技術の進歩により、以前は手動で実行されていたタスクをシームレスに自動化することが可能になりました。

Aramark が米国本社に初の Just Walk Out ストアをオープン

従業員がオフィスに戻るにつれ、ビジネスリーダーは進化するニーズを持った変化する労働力に直面しています。多くの人が、オフィスで食べ物や飲み物を購入する際の利便性を重視し、目的を持った買い物をしていることを認識しています。彼らは、出社、昼食や休憩、帰宅の際、移動中に買い物をし、素早く商品を選びます。 フォーチュン 200 企業で世界的な食品・施設管理のリーダー企業である Aramark は、便利で 24 時間 365 日利用可能な職場での栄養補給の需要の高まりに対応することを目指しています。6月、Aramark はフィラデルフィアのセンターシティにあるグローバル本社に「The Market」を開設しました。The Market は、米国の企業本社に開設された最初の Just Walk Out テクノロジー店舗です。

AWS IoT SiteWise を活用した自社の産業アセットの大規模なモデル化

産業・製造業のお客様は、大規模に産業用機器からデータを収集、保存、整理、監視するために、 AWS IoT SiteWise をより活用いただけます。 AWS IoT SiteWise は、リモートでの機器監視、性能追跡、異常な機器動作の検出、高度な分析ユースケースに役立つ産業データ基盤を提供します。 このようなデータ基盤を構築するには、通常、アセットのモデリングと、リアルタイムデータおよび履歴テレメトリデータの取り込みが必要になります。 このような処理を効率よく実現するためには、数万台の機器と常に変化する操作に取り組む際、多大な労力が必要になる可能性があります。
re:Invent 2023 で、アセットモデリング作業を改善するために AWS IoT SiteWise に 3 つの新機能をリリースしました。お客様は、アセットモデルコンポーネントを使用して機器コンポーネントを表現できるようになり、再利用性が高まります。メタデータの一括操作により、機器をモデル化し、変更を一括管理できます。ユーザー定義の一意の識別子を使用することで、お客様は組織全体で一貫性を保てます。
このブログ記事では、アセットモデリングに関連する実際のお客様のシナリオ 11 件を検討します。各シナリオに関連する新しい AWS IoT SiteWise の機能を学ぶのに役立つコード例を共有します。

【開催報告】業界ユースケースにフォーカス ! ファッション・アパレル業界・合同生成 AI ワークショップ

本ブログ記事は、ファッション・アパレル業界のお客様に向けて、業界ユースケースにフォーカスした生成 AI ワークショップの内容をご報告するものです。ファッション・アパレル業界のお客様に向けて、業界ユースケースにフォーカスした生成 AI ワークショップを、6 月を皮切りにスタートさせました。初回のテーマは「 EC 」、第 2 回のテーマは「実店舗」でした。本記事では、第 2 回のワークショップを中心に開催報告をお届けします。

AWS における Dunelm のマイクロフロントエンドジャーニー

Dunelm Group plc は、イギリスの大手家庭用品小売業者であり、イギリス全土のスーパーストアとデジタルプラットフォーム上で消費者向けの専門的な商品を扱っています。毎年 4 億回以上のセッションが発生する Dunelm のウェブサイトは、会社の収益の約 35% を生みだしています。
組織が拡大するにつれ、その拡大に一致するように組織構造とソフトウェアアーキテクチャを変革する必要があります。多くの場合、最初に思いつくのは、現在のアーキテクチャから分散システムに移行することです。バックエンドには、マイクロサービスのような統合アーキテクチャがあります。しかし、フロントエンド層、特にそこから高収益を生み出す企業に対してはどう対応したらよいでしょうか?
このブログでは、Dunelm が顧客体験を向上させ、組織を拡大するために、マイクロフロントエンドアーキテクチャを使用してデジタルプラットフォームを革新している方法について説明します。