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AWS Week in Review – 2023 年 3 月 20 日
この投稿は、Week in Review シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!
新しい週が始まり、春が近づいています! 直近 7 日間の AWS のニュースにご関心がおありの場合は、この記事をぜひお読みください。
3月20日週のリリース
私が3月20日週注目したリリースを以下に記載しました。
Amazon S3 – 先週、2006 年 3 月 14 日に Amazon S3 がリリースされてから 17 年間にわたって行われてきたイノベーションを祝う AWS Pi Day 2023 がありました。この機会に、チームは次のような多くの新機能をリリースしました。
- S3 Object Lambda は、バケット名と置き換え可能なエイリアスの提供を開始するとともに、エンドユーザー向けにコンテンツをカスタマイズするために Amazon CloudFront で使用できるようになりました。
- S3 は、S3 マルチリージョンアクセスポイントのクロスアカウントサポートにより、複数の AWS アカウントでレプリケートされるデータセットをサポートするようになりました。
- S3 オブジェクトを 1 つの AWS Outpost から別の AWS Outpost に自動的にレプリケートするレプリケーションルールを作成して設定できるようになりました。
- Amazon S3 では、オンプレミスネットワークからのプライベート接続も簡素化されています。S3 のためにプライベート DNS を使用すると、オンプレミスアプリケーションは AWS PrivateLink を使用してインターフェイスエンドポイント経由で S3 にアクセスでき、VPC 内アプリケーションからのリクエストはゲートウェイエンドポイントを使用して S3 にアクセスします。
- 高性能のオープンソースファイルクライアントである Mountpoint for Amazon S3 をリリースしました。詳細については、ブログをお読みください。Mountpoint は汎用のネットワークファイルシステムではないため、ファイル操作にはいくつかの制限があることに注意してください。
Amazon Linux 2023 – 当社の新しい Linux ベースのオペレーティングシステムの一般提供が開始されました。Sébastien の記事には、多くのヒントや情報が記載されています。
アプリケーションの Auto Scaling – 算術演算と数学関数を使用して、Target Tracking ポリシーで用いられるメトリクスをカスタマイズできるようになりました。これを使用して、独自のアプリケーション固有のメトリクスに基づいてスケールできます。Amazon ECS サービスとどのように連携するかについてお読みください。
AWS Data Exchange for Amazon S3 の一般提供を開始 – データのコピーを作成または管理しなくても、S3 バケットから直接データファイルを共有および検索できるようになりました。
Amazon Neptune – プロパティグラフ (PG) とリソース記述フレームワーク (RDF) グラフに関する重要なメタデータを理解するのに役立つ graph summary API の提供を開始しました。Neptune では、パフォーマンスチューニングが必要なクエリを特定するのに役立つ Slow Query Logs のサポートが追加されました。
Amazon OpenSearch Service – チームは、新しい脅威のモニタリング、検出、アラート機能を提供するセキュリティ分析をリリースしました。このサービスは現在 OpenSearch バージョン 2.5 をサポートしています。このバージョンでは、ポイントインタイム検索のサポートやオブザーバビリティや地理空間機能の改善など、いくつかの新機能が追加されています。
AWS Lake Formation と Amazon EMR での Apache Hive – Amazon EMR で実行されている Apache Hive を介してデータにアクセスするお客様のために、データ管理者がテーブルレベルおよび列レベルのきめ細かなセキュリティを定義および強制できるようにする、きめ細かなアクセスコントロールをリリースしました。
Amazon EC2 M1 Mac インスタンス – 既存の macOS 環境を削除して再作成することなく、ゲスト環境を特定の macOS バージョンまたは最新の macOS バージョンに更新できるようになりました。
AWS Chatbot – Microsoft Teams と統合されるようになり、AWS リソースのトラブルシューティングと運用が簡素化されました。
Amazon GuardDuty RDS Protection for Amazon Aurora – 一般提供が開始されました。これは、データベースのパフォーマンスに影響を及ぼすことなく、AWS アカウントの Aurora データベースへのアクセスアクティビティのプロファイリングとモニタリングに役立ちます
AWS Database Migration Service – データが S3 に正確に移行されるようにするための検証のサポートを開始しました。また、S3 への移行時に AWS Glue データカタログを生成できるようになりました。
AWS Backup – VMware vSphere 8 上で実行され、複数の vNIC を使用する仮想マシンをバックアップおよび復元できるようになりました。
Amazon Kendra – ドキュメントにインデックスを付けたり、次の新しいコンテンツで情報を検索したりするための新しいコネクタリリースされました: Confluence Server、Confluence Cloud、Microsoft SharePoint OnPrem、Microsoft SharePoint Cloud。この記事は、Microsoft Teams 用の Amazon Kendra コネクタを使用する方法を示しています。
AWS のお知らせの詳細なリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧ください。
AWS のその他のニュース
以下では、他の注目すべきブログ記事をいくつかご紹介します。
女性創業者に関するよくある質問 – 6 名の女性創業者とリーダーに、コミュニティや業界などにどのように影響を及ぼしているかについてお話を伺いました。
2023 年の IMAGINE: Nonprofit カンファレンスにおける注目すべき情報 – 何百名もの非営利団体のリーダー、技術者、イノベーターが一堂に会し、AWS がどのようにして人々と地球のために好ましい影響をもたらすことができるかを学び、共有しました。
Amazon CloudWatch 異常検出アラームを使用したロードバランサーのモニタリング – ロードバランサーから出力されるメトリクスは、サービスの状態、サービスのパフォーマンス、エンドツーエンドのネットワークパフォーマンスに関する重要かつユニークなインサイトを提供します。
ユーザー定義関数 (UDF) と AWS Lambda を使用して Amazon Athena の地理空間クエリを拡張 – Uber の Hexagonal Hierarchical Spatial Index (H3) に基づくソリューションを使用して、地球を同じサイズの六角形に分割します。
都市が交通データを活用して汚染を減らし、安全性を高める方法 – Transport for London の次期オープンイノベーション担当責任者である Rikesh Shah 氏によるゲスト投稿。
AWS のオープンソースに関するニュースや最新情報については、オープンソースプロジェクト、記事、イベントなどに関する最新情報をお届けするために、Ricardo が厳選した情報が記載されている最新のニュースレターをご覧ください。
AWS の今後のイベント
皆様にお会いできる機会をいくつかご紹介します。
AWS Public Sector Day 2023 (3 月 21 日、ロンドン (英国)) – 現在の厳しい状況の中で、公共部門の組織がテクノロジーを活用して、より少ない労力でより多くのことを達成できるよう支援することに特化したイベントです。
Skills Center Arlington での Women in Tech (3 月 23 日、バージニア州 (米国)) – 技術分野における女性の歴史と遺産を称えましょう。
AWS Summits のシーズンが間近に迫っています! こちらからサインアップして、近隣の地域で登録が開始される次期を知ることができます。
今週はここまでです。次週の月曜日に再びアクセスして、新たな Week in Review をぜひお読みください!
– Danilo
原文はこちらです。