Amazon Web Services ブログ
AWS Amplify 入門ハンズオンを公開しました! – AWS Hands-on for Beginners Update
こんにちは!テクニカルソリューションアーキテクトの瀬高(@stktky)です。最近は気温の低い日が続き、布団が恋しく寝起きが悪くなるような日が多いのですが、起きる際にアラームではなくスマートウォッチの振動機能を試したところ、相性が良かったのかスムーズに起きられることが判明しました。加えて周囲の人を起こさなくて済む、睡眠データも取れる、ということでこのあたりに課題感のある方、ぜひお試しください。
さて、AWS Hands-on for Beginners シリーズの新コンテンツとして、 AWS Amplify 入門ハンズオンを追加しました。このハンズオンでは、 AWS を用いたアプリケーション開発を加速させるサービスである、 AWS Amplify を通して Amazon DynamoDB や AWS AppSync 、Amazon Cognito などを利用した、ログイン機能付き ToDo アプリケーションを構築するハンズオンとなっています。
本記事ではこのハンズオンのご紹介に加えて、ハンズオンの最後にある Next Step にてご案内させていただいている AWS Amplify のコミュニティについても触れていければと思います。ハンズオンによる AWS Amplify の理解に加えて、 AWS Amplify の魅力が少しでも伝われば幸いです。
AWS Hands-on for Beginners とは?
AWS Hands-on for Beginners は、動画にそって実際に手を動かしながら AWS サービスについて学んでいただく無償のコンテンツです。名前の通り、初めて AWS サービスをご利用される方向けの内容ですので、学習の最初のステップとしてご活用いただけます。オンデマンド形式での配信となるので、移動時間などのスキマ時間での学習もできますし、分かりにくい部分を巻き戻して何度でもご覧いただくことができます。
[New]AWS Amplify 入門ハンズオンを公開しました!
2月3日に AWS Hands-on for Beginners 「AWS Amplify を用いた Web サイトの構築方法を学ぼう」を公開しました。
AWS Amplify とはどんなサービスなのかという話から始まり、開発環境の構築方法や、関連サービスの概要説明などを交えながら、Amplify Docs のチュートリアルをベースに CLI や GUI による操作をハンズオン形式で解説しているコンテンツになっています。発展型となる Amplify SNS Workshop と比較し、より小さな規模で Web ページの構築をすることにフォーカスした内容となっている点や、Amplify Docs の各手順に対して日本語の解説を入れている点から、開発部分の魅力をコスト低く体験してみたい方にオススメできる内容になっています。
ハンズオンでは最初に AWS Amplify についての説明を行っています。 AWS Amplify についての前提知識や、 AWS Amplify を何故使うのか、という点を踏まえてハンズオンを行うことで、本ハンズオンで触れていない AWS Amplify の機能についても理解することや、より効率的なハンズオンを行うことが可能になっています。
本ハンズオンでは開発環境として AWS Cloud9 を利用してハンズオンを進めていきます。クラウド IDE である AWS Cloud9 を利用することで、お手元にある端末の OS やスペックに左右されずらい、ブラウザアプリケーションを利用しながら開発をしていきます。本ハンズオンでは詳しい解説をしていませんが、ハンズオンの手順をローカル環境で実施することも可能です。お手元の環境に合わせてお試しいただければと思います。
本ハンズオンでは Amplify Docs に記載されている React のチュートリアルをベースにハンズオンを進めていきます。それ以外の JavaScript フレームワークや iOS 、 Android といったモバイルアプリケーション向けのフロントエンド技術で利用できるチュートリアルも Amplify Docs 内にあるので、ご興味のある方はぜひそちらもお試しください。
AWS Amplify 入門ハンズオンは下記のURLからお申し込みいただけます。ぜひご視聴ください!
“AWS Amplify 入門ハンズオン” ハンズオン申し込みページ
コミュニティについて
Next Step で触れている AWS Amplify に関するコミュニティを紹介します。AWS Amplify は Github 上で Open Source Software (OSS) として開発されていることもあり、コミュニティによる活動や意見交換、質疑などが行われており、今後のロードマップなどについても議論されています。 そのためAWS の社員以外の方でも Contribute が可能になっており、Contribute いただいた方のポートフォリオとして活用できたり、Contributor の方々で交流できる Amplify Contributor Bash というコミュニティプログラムもあります。今回は日本のコミュニティである Amplify Japan User Group について説明をさせていただきます。
Amplify Japan User Group
Amplify Japan User Group は、AWS Amplify の利用者や開発者が主体となり、相互に AWS Amplify の利用や開発をサポートするために主に日本国内で活動するグループとなっています。
Amplify Japan User Group の活動として、Connpass のグループを活用して開かれた Amplify Meetup というナレッジシェアを目的としたコミュニティイベントや、Github を利用した日本語の学習リソースまとめ、Slack による AWS Amplify 利用者同士の交流や質疑応答ができる場の提供などを行っており、活動を通して AWS Amplify 利用の後押しをしています。
これらのコミュニティを皆様と盛り上げていければと思うので、ご興味のある方はぜひご参加いただければと思います。
まとめ
このブログでは AWS Hands-on for Beginners シリーズの新コンテンツである、AWS Amplify 入門ハンズオンについてご紹介いたしました。近年、特にウェブアプリケーションを中心に、開発からリリースまでのサイクルを短くし、いかに早くユーザーに価値を届けるか、が重要視されている傾向にあります。AWS Amplify を活用することでウェブやモバイルのアプリケーション構築を早く行えるようになり、ユーザー体験の向上につながる施策に、より多くのリソースを割くことができるようになります。本ハンズオンを通して AWS Amplify を用いた効率的な開発を学んでいただき、皆様のビジネスにご活用いただければ幸いと思います。ご実施いただいた際は、ぜひアンケートからフィードバックいただければと思います。それではハンズオンをお楽しみください!
このブログの著者
瀬高 拓也 (Takuya Setaka)@stktky
テクニカルソリューションアーキテクトとして、業種業界問わず、お客様のプロダクト開発をご支援させていただいています。好きなサービスは AWS Lambda や AWS Amplify といったアプリケーションをより便利に構築できるサービスで、好きな休日の過ごし方はテニスやオンラインゲームをしてゆっくり過ごすことです。