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Amazon RDS Online Seminar 第1回 「Amazon Aurora と RDS Proxy」 資料・動画及び QA 公開

の資料・動画を公開しました。当日、参加者の皆様には数多くの QA を頂きありがとうございました。
頂いた QA の一部についても共有しております。

Amazon Aurora アーキテクチャ概要 資料 動画
Amazon Aurora MySQL/PostgreSQL 独自機能のご紹介 資料 動画
MySQL/PostgreSQL における RDS/Aurora の選択ポイント 資料 動画
Amazon RDS Proxy 概要 資料 動画

 

Q. Aurora の Reader インスタンスを配置するAZ (アベイラビリティゾーン) を指定する事は可能でしょうか?
A. はい。配置するAZを指定する事が可能です。

Q. Aurora の Reader インスタンスを利用したい場合、明示的に接続先を Reader インスタンスにする必要があるのでしょうか、ワークロードにより自動的に Reader インスタンスに接続するのでしょうか?
A. 明示的に Reader エンドポイントを指定して接続する必要がございます。

Q. Aurora でレプリカを作成せず、プライマリインスタンスのみで利用している場合、インスタンスに障害が発生した時にはどの様な挙動になるのでしょうか?
A. Aurora は元のインスタンスと同じアベイラビリティーゾーンに新しい DB インスタンスの作成を試みます。この処理はベストエフォートであり、アベイラビリティゾーン内で広範囲に影響を及ぼす問題がある時などは失敗する可能性があります。

Q. Aurora グローバルデータベースにおいて、セカンダリクラスターのリージョンを指定する事は可能でしょうか?
A. はい。セカンダリクラスターを配置するリージョンを指定する事が可能です。

Q. Aurora MySQL のバックトラックに関してですが、特定のDBセッションを対象にバックトラックを有効化する事は可能でしょうか?
A. バックトラックは Aurora DB クラスター全体に対する機能ですので、セッション単位やテーブル単位で有効化する事はできません。

Q. RDS Proxy の接続先として Aurora DB クラスタの Reader は利用できますでしょうか? 
A. RDS Proxy は Aurora DB クラスタの Writer  インスタンスに対しての Proxy として動作致します。Reader インスタンスに対する接続は従来と同様にリーダーエンドポイントを利用する方法になります。

Q. RDS Proxy の接続先として複数の RDS DB インスタンスや複数の Aurora DB クラスタを指定する事はできますでしょうか?  ロードバランス機能はありますでしょうか?
A. 1つのRDS Proxy の接続先として指定できる RDS DB インスタンスや Aurora クラスタは1つのみとなっていて、Writerインスタンスに対しての Proxy として動作致します。接続先が1つになりますので、ロードバランス機能はございません。

Q. RDS Proxy において RDS がフェイルオーバーした際、アプリケーションの接続はどの様な挙動になりますでしょうか?
A. アイドル状態の接続はアプリケーションとRDS Proxy 間の接続を維持した状態で、フェイルオーバー先のデータベースに接続しますので、アプリケーションの再接続は不要です。クエリ処理中・トランザクション中等の接続に関してはエラーが返りますので、その後アプリケーションの再接続・再実行が必要になります。

Q. RDS Proxy 自体は単一障害点にはならない構成、という理解で良いでしょうか?
A. はい。RDS Proxy はインフラストラクチャの障害から保護されるために複数のアベイラビリティゾーン (AZ)にデプロイされますので、単一障害点にはならない構成になっております。

Q. 参考になるドキュメントや情報を教えて下さい
A.
Amazon Auroraドキュメント
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/CHAP_AuroraOverview.html
https://aws-ref.s3.amazonaws.com/aurora/Amazon+Aurora.pdf

Blackbelt Seminar
https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/webinar-bb-amazon-aurora-mysql-2019/
https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/webinar-bb-amazon-aurora-with-postgresql-compatibility-2019/

Amazon Aurora のストレージ実装に関する Blog
https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/amazon-aurora-under-the-hood-quorum-and-correlated-failure/
https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/amazon-aurora-under-the-hood-quorum-reads-and-mutating-state/
https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/amazon-aurora-under-the-hood-reducing-costs-using-quorum-sets/
https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/amazon-aurora-under-the-hood-quorum-membership/

Amazon Aurora の論文 – SIGMOD’18
https://dl.acm.org/citation.cfm?id=3196937&dl=ACM&coll=DL

RDS Proxy ユーザーガイド
https://docs.thinkwithwp.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/rds-proxy.html

RDS Proxy に関する Blog
https://thinkwithwp.com/jp/blogs/news/improving-application-availability-with-amazon-rds-proxy/

 

今後の Amazon RDS Online Seminar の予定 

第2回 Amazon RDS for Oracle と Amazon RDS for SQL Server
開催日時: 2020年10月15日(木) 開演: 10:00~12:00 (予定)
形式: オンライン

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【アジェンダ】

10:00~10:30 Amazon RDS アーキテクチャ概要
Amazon RDS は AWS が提供するフルマネージドな RDBMS サービスです。簡単にデータベースを使用できる為、RDS についてよく知らずに使用しているというケースも見られます。本セッションでは、RDS を利用する上で抑えておきたい RDS のアーキテクチャーについてご説明致します。

10:40~11:10 Amazon RDS for Oracle 独自機能のご紹介
Amazon RDS for Oracle は、Oracle のセットアップ、運用、スケーリングを容易にするフルマネージドな RDBMS サービスです。本セッションでは RDS for Oracle  特有の情報や留意すべき点を中心にご説明致します。

11:20~11:50 Amazon RDS for SQL Server 独自機能のご紹介
Amazon RDS for SQL Server は、SQL Server のセットアップ、運用、スケーリングを容易にするフルマネージドな RDBMS サービスです。本セッションでは RDS for SQL Server  特有の情報や留意すべき点を中心にご説明致します。

 

第3回 Amazon RDS Performance Insights
開催日時: 2020年12月3日(木) 開演: 13:30~15:00 (予定)
形式: オンライン

お申し込みはこちら>>

【アジェンダ】

13:30~14:00 Amazon RDS Performance Insights 概要
データベースのパフォーマンスを管理する上で、平常時から様々なメトリクスを収集し問題発生時に即座に分析を可能なプラットフォームが必要です。このセッションではフルマネージ型のサービスでデータベースのパフォーマンス分析が簡単に実現できる Amazon RDS Performance Insights を説明します。また、パフォーマンス分析で重要なメトリクスであるデータベースロードなどいくつかのメトリクスに関しても理解して頂けます

14:10~14:40 Amazon RDS Performance Insights ハンズオン
データベースのパフォーマンスがダウンした際に、どのようにボトルネックを特定しチューニングするのか?このハンズオンでは、実際のパフォーマンストラブルの状況からボトルネックの特定、チューニングで改善するまでのステップをハンズオンで体験して頂きます

 


著者

北澤英崇
データベース スペシャリスト ソリューション アーキテクト
様々なデータベースの技術担当を経験。現在はデータベースを AWS 上に実装する際の技術支援全般を担当。