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Amazon QuickSight Community:”日本語で質問”カテゴリーと”Japanese”タグの紹介
Amazon QuickSight Community は、AWS が提供する Business Intelligence(BI) サービスの QuickSight に関する様々な情報がまとまっており、QuickSight を利用時に出てきた疑問点を質問できるコミュニティです。その QuickSight Community において、2024年2月19日より日本語で質疑応答ができるようになりました。これにより、日本の QuickSight ユーザ間でネットワークを作り、スキルの向上を図ることができるようになります。Amazon QuickSight Community では、様々な学習に役立つコンテンツや、最新の情報などを提供しており、日本語のリソースも Japanese タグにて検索し、参照できるようになっています。
このブログでは、Amazon QuickSight Community の機能について紹介し、Japanese タグの日本語リソース確認方法、Community へのサインアップ方法、日本語での質問の投稿や返答、解決や通知方法について紹介します。
QuickSight Communityとは
QuickSight Community にアクセスすると、以下のようなホーム画面が表示されます。
- 上部メニューバーは、各種リソースにすばやくアクセスできるようにそのリンクを提供しています。(一番左にあるQ&AからJapanese(日本語)を選択することにより、以下で紹介する日本語で質問|Q&Aカテゴリーに直接アクセスすることができます)
- その時点での注目イベントやアナウンスメントを大きく紹介し、イベントのリンクや、新機能に関する情報をすばやくアクセスできるようになっています。
- カテゴリー(Categories)の一覧です。そして、このカテゴリーに日本語で質問|Q&A が追加されました!
- Question & Answer (英語による質疑応答の一覧。検索も可能)
- Learning Center (動画やウェビナー、ワークショップなどスキル向上に必要なリソースを集約)
- What’s New / Blog (最新の製品アップデートやアナウンスメントとブログ)
- Events (週次・月次ウェビナーやオフラインイベントのサインアップ)
- Gallery (Arenaで作成したダッシュボードの公開ページ)
- 日本語で質問|Q&A (日本語による質疑応答の一覧、検索も可能)
日本語で質問|Q&Aに入ると、日本語で投稿された質問の一覧が表示され、質問のタイトル(TOPIC)、返答数(REPLIES)、View数(VIEWS)、質問に対する最新アクティビティ日付(ACTIVITY)を確認できます。(質問の方法については、次の章で詳しく解説します)
Learning Center に入ると、コンテンツのタイプによりさらにサブカテゴリー化されています。その中に動画 | Japanese Videosというサブカテゴリーがあります。
その中に入ると、2023年に実施した QuickSight RoadShow in 東京のセッションを視聴することができるようになっています。
同じく、今度は Learning Center 内の Getting Started に入り、Japaneseタグで検索します。
日本語のコンテンツが表示されます。
How-to Video や Article も同様にJapaneseタグにて、日本語コンテンツを参照することができます。
また、What’s new / Blog に入り、同様に Japanese タグで検索すると、日本語で提供されているブログを参照することができます。
今度は、Events(イベント)にアクセスします。
同様に Japanese タグで検索すると、現在日本語で開催予定にしているイベントの一覧を確認することができます。
日本語 Leaning Series の第一回を、3月27日12時から開催予定にしており、昨年末にリリースされた2つの新機能についてデモを交えながら紹介させていただきます。登録リンク先などの詳細情報はこのトピックをクリックいただくことで、参照することができます。ぜひご登録ください。QuickSight に関わる日本語のイベントは今後この一覧にて通知する予定です。
実施した日本語Learning Seriesは録画され、Learning Center 内の Learning Series Videos にアップロードされ、いつでも視聴することができるようになります。
QuickSight Community に参加する
QuickSight Community ではログインしない場合でも、提供されているコンテンツをブラウズしたり検索することができますが、アカウントを作成いただくことで、質問をしたり、投稿への返答、コンテンツや返答にLikeをマークすることができるようになります。当 Community はパプリックコミュニティになるので、機密事項や個人情報に関わる情報については記載しないようお願いします。
Community へのサインアップ
サインアップするには、以下のステップを実施します。
- ホームページの右上にある Sign Up ボタンをクリックします。
- 既存の Amazon アカウント(米国 amazon.com のアカウント)を使用するか、EメールをIDに新しいアカウントを作成するかを選択します。EメールをIDに新しいアカウントを作成する場合は、Eメールアドレス、ユーザ名、パスワードを設定し、Create your account ボタンをクリックします。
- 新規にアカウントを作成した場合は、入力したEメールアドレスにアクティベンーションリンクが送られるので、それをクリックするだけで、アカウントの作成が完了します。
日本語で質問を投稿する
ログインいただくことで、質問が投稿できるようになります。まず、質問を投稿する前に、検索にて同様の問い合わせが既に投稿されていないかを確認しましょう。
質問を投稿する手順は以下の通りです。
-
- 日本語で質問|Q&Aに入り、? New Question ボタンをクリックします。
- 投稿する質問内容について、タイトルを入力すると、その内容に基づき、既存の質問の中から類似した質問が右にリスト表示されます。同様の問い合わせがないようなら、投稿する前にタグを設定して下さい。タグを設定することにより、検索がしやすくなり似たような質問を見つけやすくなります。タグは最低2つ設定する必要があります。まず、ドロップダウンに表示されている author, developer, admin の中から該当するものを選択します(ビジュアル作成に関わる場合は author、API やSDK 等に関する問い合わせの場合は developer、ユーザやアセット、SPICE、サブスクリプションなどの管理面に関する問い合わせの場合は admin になります)
- その他のタグは、該当するタグを検索することにより、選択することができます。必ず、Japanese タグを追加するようにしましょう。
- タグの設定が完了したら、質問の内容について記述します。マークダウン記法をサポートする形で、テキスト入力だけでなく、ハイパーリンクやコードなどフォーマット済みテキストの入力、blockquote <引用タグ>の利用も可能で、入力すると、右にプレビュー表示がされるので入力と同時に確認することができます。
- 質問内容の入力が完了したら、その下にある + New Quetion ボタンをクリックします。
日本語の質問に応答する
ログインいただくことで、既に投稿されている質問に応答することができます。遠慮せずに積極的に返答をしたり、❤️ (like this post)マークを提供し、Community を盛り上げていきましょう!
- 返答は、Reply ボタンをクリックします。
特定の返答に対して応答するには、各返答下にある Reply アイコンをクリックすることで応答することができます。
また、気に入った返答に対しては、❤️ (like this post)マークをクリックしましょう
日本語で投稿した質問への対応
投稿した質問に対しては、通知設定をすることができます。投稿した質問下にある🔔(通知ベル)表示をみると、デフォルトでは Normal 設定となっており、名前がメンションされたとき、もしくは自分の投稿に対して返答があった場合に通知を受けることができます。クリックすることで、以下のような通知設定に変更することができます。
- Watching:全ての返答が新規にあった場合に通知され、その返答数がリスト上に明示されます
- Tracking:返答数がリスト上に明示され、Normal設定と同様名前がメンションされたとき、もしくは自分の投稿に対して返答があった場合に通知されます
- Muted:何も通知はされなくなり、最新リストからも表示されなくなります
また、質問を投稿し、もらった返答により解決した場合、その返答に Solution マークを付与することができ、今後同じような質問をしたいユーザに対して的確な回答を明示することができます。ぜひ、積極的に Solution マークを付与しましょう!
さらに最初の質問内に、その返答内容が明記され、解決したことが一目で分かるようになります。
“日本語で質問|Q&A” や “Japanese”タグに通知設定する
特定のトピック(質問)だけでなく、カテゴリー自体や特定のタグに対しても通知設定をすることができます。
- カテゴリー自体に通知設定をする場合は、日本語で質問|Q&A に入り、画面右に表示される🔔(通知ベル)アイコンをクリックします。デフォルトは Normal になっており、名前がメンションされたとき、もしくは自分の投稿に対して返答があった場合に通知を受けることができます。必要に応じて通知設定を変更します。
- Watching:このカテゴリーにトピックス(質問)が新規に投稿されると通知され、そのトピックスに対する返信についても全て通知されます。また、新規の返答があった場合、その数がリスト上に明示されます。
- Tracking:名前がメンションされたとき、もしくは自分の投稿に対して返答があった場合に通知され、新規の返答があった場合、その数がリスト上に明示されます。
- Watching First Post:トピックス(質問)が新規に投稿されると通知されますが、その返答に対しては通知されません。
- Muted:何も通知はされなくなり、最新リストからも表示されなくなります。
- Japanese タグに対して通知設定をする場合は、以下の手順で設定できます。
- 右上にあるプロファイルアイコンの左にあるアイコンをクリックし、All tags を選択します。
-
- タグの一覧が表示されているので、対象とする Japanese を選択します。
-
- 表示された画面の右にある🔔(通知ベル)アイコンをクリックします。デフォルトは Normal になっており、名前がメンションされたとき、もしくは自分の投稿に対して返答があった場合に通知を受けることができます。必要に応じて通知設定を変更します。
- Watching:このタグにトピックス(質問)が新規に投稿されると通知され、そのトピックスに対する返信についても全て通知されます。また、新規の返答があった場合、その数がリスト上に明示されます
- Tracking:名前がメンションされたとき、もしくは自分の投稿に対して返答があった場合に通知され、新規の返答があった場合、その数がリスト上に明示されます
- Watching First Post:トピックス(質問)が新規に投稿されると通知されますが、その返答に対しては通知されません
- Muted:何も通知はされなくなり、最新リストからも表示されなくなります
- 表示された画面の右にある🔔(通知ベル)アイコンをクリックします。デフォルトは Normal になっており、名前がメンションされたとき、もしくは自分の投稿に対して返答があった場合に通知を受けることができます。必要に応じて通知設定を変更します。
まとめ
このブログでは、Amazon QuickSight Community について紹介し、サインアップの方法、日本語での質疑応答の方法、質問に対する解決設定方法、各種通知設定方法について紹介しました。QuickSight Community は、QuickSight を学習する上で必要な情報を集約しており、さらに日本語で利用することにより、日本での QuickSigh tユーザ間でネットワークを構築できる場となります。今後さらに日本語によるリソースを増強し、日本語 Learning Series についても定期的に開催していく予定です。ぜひ、この QuickSight Community を積極的にご活用ください。