AWS PrivateLink がクロスリージョン接続のサポートを開始

投稿日: 2024年11月26日

AWS PrivateLink はネイティブなクロスリージョン接続をサポートするようになりました。これまで、インターフェイス VPC エンドポイントは、同じリージョンの VPC エンドポイントサービスへの接続のみをサポートしていました。今回のリリースにより、お客様は同じ AWS パーティション内の他の AWS リージョンでホストされている VPC エンドポイントサービスに、インターフェイスエンドポイント経由で接続できるようになります。

サービスプロバイダーは、各リージョンに追加のインフラストラクチャを設定しなくても、既存および今後追加されるすべての AWS リージョンのお客様が VPCE サービスにアクセスできるようになります。サービス利用者は、クロスリージョンピアリングを設定したり、パブリックインターネット経由でデータを公開したりすることなく、他の AWS リージョンの VPCE サービスにプライベートに接続できます。クロスリージョン対応の VPCE サービスには、VPC 内のプライベート IP アドレスにあるインターフェイスエンドポイントを介してアクセスできるため、リージョン間の接続がより簡単で安全になります。

この機能の料金については、AWS PrivateLink の料金ページをご覧ください。この機能は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (シンガポール)、南米 (サンパウロ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー) の各リージョンで利用できます。詳細については、Amazon VPC 開発者ガイドの AWS Privatelink をご覧ください。