Amazon DynamoDB がテーブルとインデックスのウォームスループットを導入

投稿日: 2024年11月13日

Amazon DynamoDB では、新しいウォームスループット値と、DynamoDB テーブルとインデックスを簡単に事前ウォームできる機能がサポートされるようになりました。ウォームスループット値により、DynamoDB テーブルが簡単に処理できる読み取り/書き込みオペレーションの数が可視化されます。また事前ウォーミングにより、将来のトラフィック需要を満たすために値を事前に増やすことができます。

DynamoDB は、事実上あらゆる規模のワークロードをサポートするように自動的にスケーリングします。ただし、新製品の発売やショッピングイベントなどのピークイベントがあると、リクエスト率は短期間で 10 倍、さらには 100 倍に急上昇する可能性があります。テーブルのウォームスループット値をチェックして、テーブルがピークイベントでの大幅なトラフィックの急増を処理できるかどうかを評価できるようになりました。今後のピークイベントが特定のテーブルの現在のウォームスループット値を超えると予想される場合は、ピークイベントの前にそのテーブルを事前にウォームアップして、需要に合わせて即座にスケールできるようにすることができます。

ウォームスループット値は、すべてのプロビジョニング済みおよびオンデマンドのテーブルとインデックスで無料で使用できます。テーブルのスループットを事前ウォーミングすると料金が発生します。料金の詳細については、Amazon DynamoDB 料金表ページを参照してください。この機能は、すべての AWS 商用リージョンでご利用いただけるようになりました。詳細については、デベロッパーガイドを参照してください。