投稿日: Mar 18, 2024
AWS CloudFormation StackSets で ListStackSetAutoDeploymentTargets API がリリースされました。これにより、お客様は特定のスタックセットに対する既存のターゲット組織単位 (OU) と AWS リージョンを一覧表示できます。今回のリリースにより、ターゲット OU に新しいアカウントが追加されたときに、StackSets がスタックを自動デプロイするリージョンの一覧を、お客様が確認できるようになりました。お客様は、この情報を取得するために、特定の OU の個別アカウントにログインする必要がなくなりました。代わりに、お客様は特定のスタックセットに対するすべてのターゲット OU について、このリージョンの組み合わせを単一のプレビューで確認できます。
StackSets を使用すると、AWS のお客様は 1 回の操作で CloudFormation スタックを複数のアカウントとリージョンにデプロイできます。お客様がスタックセットをターゲット OU にデプロイすると、StackSets はターゲットスタックをその OU 内のすべてのアカウントとリージョンにデプロイします。お客様は、同じスタックのターゲットを複数の OU にし、各 OU がさまざまなリージョンで利用可能にすることができます。例えば、OU1 は us-east-1 で使用可能、OU2 は us-east-1 と us-west-2 で使用可能というようにできます。以前は、お客様がこの地域とOUのマッピングを維持するために、独自のデータベースを構築する必要がありました。この情報は、お客様がスタックセットのデプロイを計画および監視するのに役立ちます。この新しいエクスペリエンスにより、お客様はこの API を使用して、特定のスタックセットに対するターゲット OU とリージョンの間のマッピングを取得できます。
この機能は、AWS マネジメントコンソール、AWS Software Development Kits (SDK)、および AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) で使用できます。この機能は AWS CloudFormation StackSets が提供されている AWS リージョンで利用できます。詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。