投稿日: Nov 12, 2021
Amazon S3とは異なるソースにデータがある場合は、Amazon Athena 横串検索を使用して、所定のデータを分析するか、データを抽出して Amazon S3 に保存するパイプラインを構築することができます。 これまでは、このデータのクエリには、ユーザーがデータをクエリするときと同じ AWS を使用するために、データソースとそのコネクタが必要でした。Athena は、アナリスト、データサイエンティスト、およびデータエンジニアのチームがその他の AWS アカウントに保存されているデータをクエリできるように、クロスアカウント横串検索をサポートするようになりました。
クロスアカウント横串検索は、Athena のアップグレードされたコンソールで簡単に行なえます。管理者権限で AWS アカウントを使用して、Athena コンソールからデータソースを選択してからデータソースの接続を選択することで、Athena の構築済みコネクタの 1 つ、または Athena のコネクタ SDK で開発したカスタムコネクタをデプロイおよび設定します。
コネクタがクロスアカウントアクセスで設定されたならば、AWS アカウントから Athena コンソールに移動して、データソースを選択してからカスタムまたは共有コネクタを選択して、新しいデータソースとしてそのコネクタを追加します。Athena コンソール、互換性のある SQL クライアント、ビジネスインテリジェンスアプリケーション、および AWS SDK を使用してデータをクエリできるようになりました。ソースの横串検索の詳細については、Amazon Athena 横串検索の使用および横串検索の書き込みを参照してください。
別のアカウントでのコネクタのクエリには新たな料金は発生しませんが、スキャンされたデータ、Lambda の使用、およびその他のサービスには Athena の標準料金が適用されます。Athena の料金の詳細については 、料金ページをご覧ください。