投稿日: Feb 26, 2021
本日より、この帯域幅の周波数範囲と特性をサポートする国に物理的に存在する LoRaWAN ゲートウェイおよびデバイスに接続する AS923-1 帯域幅を、AWS IoT Core for LoRaWAN のお客様にご利用いただけるようになります。LoRaWAN 用 AWS IoT Core を使用して、LoRaWAN デバイスとゲートウェイを AWS クラウドに接続することで、企業においてプライベート LoRaWAN ネットワークをセットアップできるようになりました。LoRa Network Server (LNS) を開発または運用する必要はありません。AS923-1 は通常、特に、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、台湾で一般的に使用されています。さらに、AWS IoT Core for LoRaWAN はまた、US902-928 と EU863-870 の周波帯にも対応しています。この周波帯はそれぞれ北米とヨーロッパのリージョンで使用されています。
AWS IoT コンソールか、API を経由して LoRaWAN のゲートウェイとデバイスを登録する場合、ゲートウェイとデバイスのプロファイルの設定に AS923-1 帯域幅を使用できるようになりました。LoRa Alliance は LoRa Alliance Regional Parameters を公開します。この製品は、企業が自社のリージョンまたは国で使用する周波数帯を決定するのに役立ちます。AWS IoT Core for LoRaWAN の周波数帯の実装は、このリージョンパラメータの指定文書に記された推奨事項に従います。これらのリージョンパラメータは、ISM (Industrial, Scientific, and Medical Band: 産業科学医療用周波数帯) に適した周波数の割り当てに沿って、一連の無線パラメータにグループ化されます。お客様には法令上の要件を満たすため、自社のコンプライアンスチームと連携し、現地の規制機関に助言を求めることをお勧めします。詳細については、デベロッパー向けドキュメントガイドをご覧ください。