投稿日: Sep 10, 2019
AWS Transfer for SFTP (AWS SFTP) をご利用のお客様は、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットパスにマッピングされる論理ディレクトリ構造を作成できるようになりました。この機能により、指定フォルダー (一般的に「chroot」と呼ばれる) への SFTP ユーザーによるアクセスを簡単に封鎖したり、複数のユーザー間でファイルをレプリケートすることなく、SFTP を介したデータ分散の複雑なフォルダー構造を単純化できます。Amazon S3 のバケット名とパスを AWS SFTP ユーザーに非表示にできるようになりました。このため、セキュリティ要件を満たすために、プライバシーの保護レベルを追加できます。
AWS SFTP では、Secure Shell File Transfer Protocol (SFTP) ベースのワークロードを、アプリケーションに変更を加えたりサーバーを管理したりする必要なく AWS に移行できます。ID プロバイダーを AWS SFTP サーバーと統合する際、お客様は論理パスを指定し、Amazon S3 バケット内の絶対パスにマッピングできます。SFTP ユーザーがクライアントを使用してログインすると、ホームディレクトリに論理パスのリストが表示されます。
AWS SFTP が使用可能なすべてのリージョンにおいて、カスタム ID プロバイダーを使用して論理ディレクトリを AWS SFTP サーバー用に有効化できます。詳細については、AWS SFTP のウェブサイトにアクセスするか、AWS コンソールで使用を開始してください。